[回歸電腦...]file621文字版(日文)
呀... 真是的, 終於回來了(-33-)名探偵コナン
最新単行本58巻
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FILE621
瑛祐の告白
オイ、オレより目立ち過ぎだっつーの・・・
現場から消えた凶器は一体どこへ!?
目暮:とにかく!
このカラオケボックスの5号室で撲殺された茂庭巽さんの死亡推定時刻を踏まえると、
犯行は夕方6時前から6時20分頃までの約30分の間に行われている!
防犯カメラの映像によると、
その30分の間に被害者のいた部屋に向かったのは・・・
5時53分に2号室を出た・・・
本間恭太さん!
5時56分に3号室を出た・・・
本堂瑛祐君!
6時4分に4号室を出た・・・
有元懇治さん!
6時7分に1号室を出た・・・
玉井邦男さんの4人!
犯人はあなた方4人の中に必ずいる!
まだ帰るわけにはいかんよ・・・
邦男:で、でも、凶器はどこにもないんでしょ?
恭太:確か鈍器のような物と言ってましたよね?
懇治:確かに・・・それが見つからねぇのに俺達をここにとどめておくには無理があるかもしれねぇな・・・
園子(コナン):あるわよ凶器!
恭太:え?
園子(コナン):とても凶器になるとは思えない物だけどね・・・
蘭:園子!きたのねいつものが!!
園子:あ、いや・・・今のは・・・
わたしじゃ・・・
な!?
あ・・・
あ・・・
園子(コナン):・・・くても・・・
蘭:なああ・・・くても?
園子(コナン):ええ・・・
この程度の事件、私じゃなくても解けると思ったけど・・・
どうしてもわからないのなら教えてあげる・・・
犯行後にその形を変え、消えてしまった凶器とトリックと・・・
それを使った犯人もね・・・
目暮:ああ・・・よろしければ教えて頂けますかねぇ?お嬢様・・・
渉:ちょ、ちょっと待って!それって、犯行時は鈍器状の物だったけど今は無くなったって事だよね?
園子(コナン):ええ・・・私達の目の前からね・・・
渉:じゃあわかったよ!
凶器は多分・・・
巨大な氷の塊!そして犯人はそれを長時間保存できるクーラーボックスを持っていた・・・
玉井邦男さん、あなたです!!
園子(コナン):ブーーはずれ!
渉:え?
園子(コナン):確かに氷を使えば、犯行後に溶けて無くなってしまうでしょうけど、それを使って殴れば犯行現場に氷の破片や水滴が飛び散り、水の染みが残ってるはず・・・
そんな染みどこにもなかったし・・・
飛び散ったままの遺体の血の状態の見ても、犯人が犯行後に床をふいた跡はなかったしね・・・
犯人は、その固い何かをある物に入れて殴ったのよ・・・それが飛び散らないように・・・
目暮:ある物に入れて・・・?
そうかペットボイルだ!!
中身をカチコチに凍らせて殴ればそんなに水は飛び散らん!
つまり犯人は炭酸飲料のペットボイルを所持していた有元さん、
あなたという事に・・・
園子(コナン):ブッブーーはずれ!
有元さんが部屋を出たのは6時過ぎ・・・
警部さん達があのペットボイルを調べたのが7時半前・・・1時間半足らずじゃ500mlの容器に入った氷は融けきらないわ!
目暮:じゃあなんなんだね?その固い物とは?
園子(コナン):あら、警部さんもいくつか持ってると思うけど・・・
目暮:なに!?
園子(コナン):そう、それは・・・誰でも持ってる必需品・・・
小銭よ小銭!
そしてそれは多分10円玉!!
目暮:じゅ、
渉:10円玉?
懇治:ハハ・・・お嬢ちゃん・・・
10円玉でそうやって人を殴り殺すって・・・
園子(コナン):そうね・・・10円玉1枚だとせいぜい傷をつける程度だけど・・・
それが300枚程度揃えば、
重さ約1.5キロの銅の塊になる!!
目暮:た、確かにそうだが・・・そんな大量の小銭、誰も持っていなかったが・・・
園子(コナン):犯行後に処分したのよ!警部さんの後ろの機械に入れてね!
目暮:そ、そうか!
渉:タバコの自動販売機!!
目暮:つまりその300枚の10円玉をペットボイルにいれ凶器にして撲殺し、犯行後10円玉を自動販売機で遣い、消したというわけかね?
園子(コナン):ブッブッブー!炭酸のペットボイルの口は小さくて10円なんか入らないし・・・
そんな物を入れて殴ったら、ペットボイルは内からも外からも傷だらけ・・・見ればすぐにわかるわ!
目暮:しかし一体、何に入れて・・・
園子(コナン):そう・・・そうは10円玉と同じく誰でも使う必需品で・・・
しかもその中に10円玉を大量に詰めれば通称プラックジャックという武器となる、靴下!
そうよね?本間恭太さん?
目暮:な、なんで彼なんだね?
靴下なら玉井さんや瑛祐君も・・・
園子(コナン):本間さんの靴、パンパンになっているでしょ?
目暮:た、確かに・・・
園子(コナン):それは、凶器に使った厚手の靴下を重ねて履いているため・・・
彼、一度私達の部屋に間違って入った時有元さんぶつかって倒れたんだけど、その時、靴はパンパンじゃなかったから・・・
多分、犯行時に靴下に付いてしまった被害者の血を隠したかったんでしょうけど・・・
それを見なくても彼の部屋のタバコでわかるわよね?
渉:そういえば本間さんはタバコをカートンで持っていました!
前もってカートンの包み紙を持っていれば、犯行に使った10円玉を自販機で処分した時に大量に出るタバコもその包み紙に入れてごまかせるというわけか!
園子(コナン):ええ・・・彼のタバコの賞味期限をチェックしてみたら?
カートンで買ったのなら全て同じはずなのに、まちまちだった気がするから・・・
まあ、それに加えてタバコの自販機に入っている大量の10円玉も調べれば決定的よ!
靴下に血がついていたのなら中の10円玉にもついているだろうし、彼の指紋も残っているはず・・・早く10円玉を遣いきってその場から立ち去りたい犯人は手袋なんてしないと思うから・・・
目暮:では、あなたが被害者を見てないと言ったのはウソだったわけですな?
園子(コナン):見てないどころか、よーく知ってるんじゃない?
被害者の名前は「タツミ」・・・耳で聞いただけじゃ男か女かわからない・・・・・・
なのに本間さんは警部に聞かれ、性別を確かめず「被害者に会うとしたら廊下かトイレの中だ」と答えた・・・これは被害者が男だと知っていたからなんじゃないかしら?
男女分かれてるトイレの中で女性と出会えるわけないもんね・・・
恭太:ああ・・・知ってたさ・・・忘れるものか・・・
あの男の顔だけは・・・
あの誘拐犯の顔だけはな!!
瑛祐:ゆ、誘拐犯?
恭太:そうさ・・・あの男は僕の息子を誘拐し・・・
そして、僕が警察に通報した事を知って・・・
殺したんだよ・・・
まだ4歳だったあの子を腹いせにな・・・
蘭:そ、そんな・・・
恭太: 年前に奥穂町で起きた誘拐事件覚えてます?
目暮:ああ・・・確か一応容疑者は挙がったが、証拠不十分で不起訴になったと聞いたが・・・
恭太:ええ・・・凶器がなかったんですよ・・・
あの男も僕と同じトリックを使ったようなんですけどね・・・
園子(コナン):なるほど?
だから彼をつけ狙い、そのトリックの条件に合う場所・・・
つまりタバコの自販機があり、個室があるこのカラオケボックスで復讐を決行したわけね・・・
恭太:ああ・・・ファミレスのトイレの中とかでもよかったんだが、うまくあの銘柄のタバコの自販機がなくてね・・・
まあ感謝して欲しいね・・・あの男が撮っていた写真からすると、次の標的は君だったようだから・・・
もっとも、君ほどの注意力があれば誘拐なんてされずに・・・
こんなバカな事をする親も・・・
出なかっただろうがね・・・
蘭:散々な復帰祝いになっちゃったね・・・
園子:うん・・・
瑛祐:でもボク感激しましたよ!園子さんの推理ショー!まるで眠りの小五郎さんのようでした!
蘭:うんうん!新一も顔負けの名推理だったよ!
園子:そ、そう?
{全く覚えてないけど・・・}
瑛祐:新一って、あの高校生探偵の工藤新一さんですか?
園子:そう!そして蘭の出稼ぎ亭主なのだ!
蘭:そ、園子ォ!?
瑛祐:こ、高校生で結婚ですか?
蘭:してるわけないでしょ?あんなヤツと!
園子:彼、事件にかまけてて長期出張状態!長~い別居ってカンジー!
瑛祐:へー・・・
コナン:{別居っつーか・・・一緒に住んでるが・・・}
あ、ちょっとボク他にも買いたい本があるから先に帰ってて!
蘭:えー今から?
瑛祐:大丈夫です!僕が付きそって探偵事務所に送り届けますから!
蘭:う、うん・・・
コナン:んで?
なんなの?わざわざついて来たって事は・・・
ボクに話があるんでしょ?
瑛祐:ああ・・・悩んだんだけど・・・
僕、アメリカに行く事にしたよ!
コナン:え?じゃあ証人保護プログラム受ける事にしたの?
瑛祐:いや、さすがにそれは断ったよ・・・前にも言ったけど、縛られるの嫌いだし・・・
君が言ってた悪い組織の人達にも運良く僕はまだ目をつけられていないようなしね!
コナン:じゃあどうしてアメリカに?
瑛祐:父や姉のようにCIAに入るためさ!
そして悪い奴の悪事を隅から隅まで暴きまくって、いずれ姉と共にその悪い組織を・・・
コナン:まずはそのドジっ子を直さないとCIAには入れないよ・・・
瑛祐:そ、そうだね・・・
コナン:{それにCIAは米国の国益のために活動する組織・・・わかってんのかコイツ・・・?}
でもさー・・・行っちゃうんならなんで学校に戻って来たの?
瑛祐:短い間だったけど、できた友達に行く前に会っておきたかったし・・・
蘭さんに告っておきたかったから・・・
コナン:え?
瑛祐:もう初めて会った時から一目惚れだよ!あんなにかわいくて優しい人、見たことなかったから・・・
でも彼女、新一さんのコトが好きみたいだし・・・
新一さんは彼女のコトをどう思っているかは知らないけど・・・
あ、そうだ!君、新一さんの連絡先知ってる?
コナン:う、うん・・・
瑛祐:じゃあ聞いてくれるかなぁ?
僕が蘭さんに告ってもいいかどうか・・・
僕は新一さんと違って蘭さんをほっときっ放しにはしない!
ゆくゆくはアメリカに連れてって幸せに暮らすつもりだってね!
コナン:ダメ・・・
だよ・・・
瑛祐:いや、君の意見じゃなく・・・
新一さんに聞いて・・・
コナン:だからダメだっつってんだよ!!
瑛祐:じゃ・・・じゃあ・・・
まさか君は・・・
コナン:ああ・・・
そのまさかさ!
瑛祐:アハハハハハハ!これで謎は解けました!スッキリしてアメリカに行けそうです!
コナン:へ?
瑛祐:最初に僕が毛利探偵の所に行ったのは、水無怜奈が姿を消す直前に会っていたと聞いたから・・・
その頃は彼女が姉でCIAだなんて知りませんでしたし・・・てっきり毛利探偵が悪い人と匿っていると思っていました・・・
だから毛利探偵に会う前に一応僕なりに調べたんですよ!眠りの小五郎がどういう人物か!
そうしたらある事がわかったんです!彼が眠りの小五郎をやり始める前と後じゃ推理力が桁違いに変っている事と・・・
眠りの小五郎のそばにはいつも君がいるって事が!
コナン:・・・・・・・・・
瑛祐:今日園子さんの時のようにね!
どうして小さくなっているかは頭がこんがらがるから考えないようにしてましたが、やっぱり君があの工藤新一だったんですね!
コナン:やっぱりって・・・わかってたような口振りだな・・・
瑛祐:ええ、予想はしてましたよ!眠りの小五郎が出始めた頃から君は休学していましたし、それに僕、一度だけドジじゃなくワザとコケた事があるんです!
コナン:え?
瑛祐:ホラ、君に始めて会った時言ったでしょ?
「始めまして毛利探偵!」
――ってね!
コナン:んじゃ、さっきのはオレをひっかけるための・・・
瑛祐:あ、でも蘭さんに一目惚れしたのはホントです!幸せにしてあげてください!
あ、そうだ!
聞いてます?
FBIで何かあったみたいなんですけど・・・
コナン:何かって?
瑛祐:ウーン・・・
あの雰囲気は誰かが亡くなったような・・・
でも君が聞かされてないんなら・・・
きっと大丈夫ですね・・・
コナン:・・・・・・・・・
{ああ・・・大丈夫さ・・・}
第41号につづく
意外に鋭い彼ならCIA工作員にもなれる・・・かな!?
[ 本帖最后由 suet_sze 于 2008-1-1 12:55 编辑 ] 来吧~沙发一个~明天继续622吧~哈哈(-9-) ......邪惡啊(-7-) (-7-) 来看看,不错,支持~ 不错太好了啊 十分期待楼主的翻译作品 原帖由 norble 于 2007-9-12 19:02 发表 http://bbs.aptx.cn/images/common/back.gif
十分期待楼主的翻译作品
621的已經出了喔... 622尚未有圖, 出了的話會盡快做的了^^ 顶看看\
兰我谁都让 楼主抓过来MUA一下, 继续学习去 喔喔喔喔喔 顶来看看(-8-) 谢谢呐~~~~
真是辛苦楼主了~~~~~~~
叩谢ING~~~~~~~ 我要看,本来还指望会有赤井的信息 这个我喜欢~~(-9-) 好久没来了,来恶补一下 顶顶!!支持一下!~! 頂一下 ~~~~~~
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