[搶樓失敗...]file636文字版(日文)
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FILE636
火種
本当にタバコの火なのか?
元太:さ、
殺人!?
ホントかよコナン?
コナン:ああ・・・
ガレージの中に置いてあったガソリンのポリタンクが偶然倒れたいて・・・
ガソリンが気化してガレージいっぱいになってる所へ、
車でやって来た周藤豪貴さんがガレージの中に入り・・・
くわえタバコで車を降りた途端に引火して爆発!
その火元となったタバコの中から発見され、
パッと見ただけじゃただの事故としか思えねぇけど・・・
そのタバコを取り出したはずの封が切られたタバコの箱がどこにも見当たらないんなら、
タバコの吸い殻は、周藤さんがここに来る前からガレージの中に置いてあった物・・・
事故死に見せかけるために犯人がワザと置いた間違った証拠かもしれねえってわけさ!
博士:な、なるほど・・・
歩美:すごーいコナン君!
光彦:さすがですね!
弓長:だがなボウズ・・・
さっきからガレージ内を調べているが・・・
発火装置のような物は見当たらなかったぜ?
コナン:でもその周藤さん、シガレットケースとかも持ってなかったんでしょ?
弓長:あ、ああ・・・
コナン:だったら絶対おかしいよ!もっとよく調べたらきっと何かが・・・
恵奈:最後の1本だったから・・・
コナン:え?
恵奈:そのタバコが最後の1本だったからガレージに入る前に空になった箱を車の窓から捨てたんじゃないでしょうか?
豪貴さんはよく空になった箱をクシャクシャにして丸めて・・・
よくそうしていましたから・・・
弓長:ホー・・・じゃあこの別荘の周辺を探せばその空箱が見つかると?
恵奈:え、ええ・・・
あ、でも空箱を捨てたのは随分前かも・・・
豪貴さんが禁煙していると嘘をついていたのなら、別荘の周りで捨てるのは避けると思いませんか?
弓長:そうだとすると捜索範囲はかなり広がって、探すのはホネだな・・・
道沿いには深い谷もあったし・・・
恵奈:でも私にはそうとしか・・・・・・
コナン:ねぇお姉さん・・・
ホントに周藤さんが禁煙してるって・・・
思ってたの?
恵奈:え?
コナン:もしも周藤さんが隠れて吸ってるのを気づいてたんなら、
ガレージの中のガソリンのポロタンクを倒しておくだけで・・・
恵奈の友人A:何言ってんだ!?須藤が隠れて吸ってたなんて誰も気づいてなかったよ!!
恵奈の友人B:そうよ!禁煙宣言をしてから1本も吸ってなかったもの!
コナン:でもそれ、お兄さん達の前ではでしょ?
ボク達 少し前にその周藤さんと会ったけど・・・
平気で嘘つく人だったから、
婚約者のお姉さんだったら、もしかしたら知ってたんじゃないかと思ってさ!
弓長:平気で嘘を?
博士:ええ・・・車でキャンプ場に向かう途中ガス欠してしまって・・・
そこへ通りがかった周藤さんの車を止めてガソリンスタンドまで乗せてってくれないかと頼んだんじゃが・・・
歩美:そしたらヒドイんだよ!
元太:あいつは最初は乗せるって言ったのによ!
光彦:運転席に近づいて訳を話したら・・・
哀:毒づいて走り去ったのよ・・・
歩美/元太/光彦:一生ここで待ってなよ!!
クソジジィって!!
弓長:おいおいそりゃヒデェな!
博士:亡くなった人を悪く言いたくないが、とても禁煙を守っているような人には見えなかったよ・・・
恵奈の友人A:た、確かに周藤なら言いそうな事だが・・・
恵奈の友人C:禁煙は守ってると思ってたよ・・・
恵奈の友人D:そうね・・・周藤君恵奈にゾッコンだったから・・・
恵奈:それにもし仮に・・・
仮にですよ?
豪貴さんがこっそりタバコを吸っているのを私が知ってたとしても・・・
私は彼がここへ来る前にかけて来た電話で禁煙してなったら婚約は破棄するって皆の前で言いました!
その言葉に逆らってまで彼がくわえタバコで車から降りて来るなんて・・・
私に予測できると思いますか!?
コナン:・・・・・・・・・
哀:彼女の言う通りだわ・・・
たとえ彼が、止めろと言われればあえてそれに逆らうような人でそれを知ってたとしても・・・
彼女が皆の前で「吸わないで」と言ってる以上、殺人として立証するのは難しいわね・・・
コナン:いや、タバコじゃねえよ・・・
哀:え?
コナン:ガレージの中で黒コゲになってたタバコの吸い殻と一緒に、封が切ってないタバコの箱とライターが入ったバッグが見つかったって弓長警部が言ってただろ?
それが本当に禁煙を装ってる男のバッグだったなら、タバコの空箱は普通その中に入れるはず・・・
バッグの中身は誰にも見られない自信があったはずだからな!
それに、空箱を窓からポイ捨てするんなら吸い殻もそうしてるはずさ!
車の灰皿なんかに貯めたしねえよ・・・
哀:じゃあ あの周藤って人、本当にタバコを・・・
コナン:ああ・・・ちゃんと禁煙してたと思うぜ・・・
博士が彼の車を止めた時、オレも運転席に近寄ったけど・・・
タバコ臭くはなかったしな!
博士:だったらなんでガレージで火が着いたんじゃ?
コナン:さあ、それはまだわからねえけど・・・
あの恵奈さんがそれを仕組んだのは間違いないだろーな・・・
博士:えぇ!?
コナン:思い出してみろよ!恵奈さんは最初「くわえタバコが出火の原因だ」と言う弓長警部に泣きながら食ってかかってただろ?
「そんなはずはない!豪貴さんは禁煙してるから」って!
なのに、彼女はその舌の根も乾かない内に・・・
「封が切ってあるタバコの箱がないのは変だ」というオレの言葉に反論した・・・
「車の窓から捨てたんじゃないか」と・・・
彼が禁煙してるのを本当に信じてたのなら普通オレの言葉に賛同するはずだろ?
「やっぱりそうじゃない!彼は禁煙していたのよ」ってね!
博士:た、確かに・・・
コナン:だが、つじつまが合わねえ彼女の言葉が犯人のモノだったとしたら筋が通る・・・
弓長警部に食ってかかったのが「彼が隠れてタバコを吸ってたなんて知らなかった」っていうアピールで、
オレに反論したのが「出火原因はあくまでもタバコの火だ」っていうアピールだったとしたらな!
どうやら恵奈さんは・・・
なにがなんでも「くわえタバコによる事故死」にしたいようだぜ?
歩美:えー?やっぱり事故じゃないの?
元太:勝手に火が着いたって言うのかよ?
光彦:でも火のない所に煙は立たないって言いますよ?
コナン:だからそれを今考えてんだよ!
絶対何かあるはずさ!
火を着けさせるトリックが!
弓長:んじゃまあタバコの件は置いといて・・・
周藤さんがこの別荘に来た時、あんたらがどこで何をやっていたかを聞いておこうか?
恵奈の友人E:な、何って・・・
恵奈の友人C:みんなで部屋に集まってゲームをしていましたけど・・・
弓長:ゲーム?
恵奈の友人A:王様ゲームっスよ!
恵奈の友人C:王様の印と番号を書いたクジを作って、
王様のクジを引いた人が「4番が13番にキスしろ」とか命令するヤツ!
弓長:じゃあ周藤さんがここへ来るまで来た頃、部屋にいなかった奴とかは?
恵奈の友人F:いなかったと思うぜ!
クジはピッタリ人数分作ってたし・・・
恵奈の友人G:誰かがトイレに立てばゲームを中断して帰って来るのをみんなで待っていましたから・・・
弓長:しかし家主の周藤さんが到着したんならさすがに誰か迎えに行くだろ?
恵奈の友人H:いや、彼が来たの気づかなかったわ・・・ガレージの扉も彼の車の中からリモコン操作で開くし・・・
恵奈の友人I:結構 音量上げてBGMかけてたので・・・
恵奈の友人A:あれはゲームの真っ最中だったよな?
恵奈の友人J:ああ・・・ドカーンって音がして外に出てみたら・・・
恵奈の友人K:ガレージが燃えてたんです!!
弓長:じゃあ仮に発火装置があったとしても誰もそれを操作できなかったし、
そのタイミングも測れなかったというわけか!
恵奈の友人K:ええ・・・
恵奈の友人J:無理っスよ!
弓長:しかしなんで運悪くガソリンのポリタンクが倒れてたんだ?
恵奈:きっとこの子だと・・・
弓長:犬?
恵奈:亡くなった父が買ってくれたゴールデン・レトリバーなんですけど・・・
イタズラで何かを倒す癖がついてて・・・
恵奈の友人J:だから言ったんだよ!ガレージにガソリンのポリタンク置くの止めようって・・・
恵奈の友人K:でもまさか同じ事が3度も続くなんて思わなかったし・・・
コナン:え?
前にもあったの?
恵奈の友人J:ああ・・・先週もその前もパーティーやったんだけど・・・
周藤が来た時ポリタンクが倒れててよ・・・
んでアイツ「誰だ、んな事した奴は!?」ってマジギレして・・・
恵奈の友人K:恵奈と大喧嘩・・・
恵奈の友人J:ケンカのタネは車とか服装の事とかに飛び火してパーティーはそれでお開きになったってーのが2週間前だったよな?
恵奈の友人K:ええ・・・先週は確か周藤君がここへ来る前に寄り道した事で恵奈とメモて・・・
恵奈:もーーいいでしょそんな事!!
恵奈の友人K:あ、ゴメン・・・
恵奈:彼が命を落としたのは・・・
彼が私のお願いを聞いてくれなかったから・・・
結局私はその程度しか愛されていなかったって事・・・
ただそれだけの事よ・・・
弓長:ホラよ!
部下に持って来させたガソリンだ!
まあ使ってくれ!
博士:おお、これはありがたい!
弓長:んじゃキャンプの邪魔して悪かった!
また聞きたい事があったら連絡するからよ!
博士:ええ・・・
弓長:ん?
あの眼鏡のボウズがいねぇが・・・
歩美:あそこだよ!
弓長:あ!
コナン:ねえ、教えてよ!
先週と先々週の2人の喧嘩の事!
恵奈の友人J:――ったくしつけーな!
言ったろ!先々週は車と服で喧嘩になったって!
コナン:だからなんでそれで喧嘩になるの?
恵奈の友人J:知らねーよ!恵奈ちゃんがロールスロイスで来てくれって言ったのに周藤が新型のベンツで来たからねーの?
恵奈の友人L:あと、恵奈がパーティー用に周藤君に買った服を着て来なかったからかな?
コナン:それってどんな服?
恵奈の友人K:ほら、君もさっき周藤君に会った時着てたでしょ?ウールのセーターにフリースジャケット!
あのセーターの方が恵奈が贈った服よ!
恵奈の友人M:フリースは周藤が会社を立ち上げた頃から好きで よく着てたがアイツ、ウールは好きじゃなかったからなあ・・・
恵奈の友人K:でも先週は彼、ウールのセーター着て来てたよね?
車もロールスロイスだったし・・・
でも周藤君がペットボトルのミネラルウォーターを持ってたのを見て 恵奈、怒り出したんだよ!
恵奈の友人N:うん!「みんな待ってるのに途中のガソリンスタンドで道草食ってたわね」って!
恵奈の友人O:「どこに寄ろうが俺の勝手だ」って周藤がまたキレて・・・
恵奈の友人N:そしたら恵奈の持ってたワインが周藤君のセーターにかかっちゃって・・・
恵奈の友人K:「ごめんなさい!新しいの買うからごめんなさい」って恵奈、泣き出して・・・
先週もパーティーどころじゃなくなったわ・・・
恵奈の友人N:でも変なのよね・・・
前に恵奈、クラシックカーなんて大嫌いって言ってたのに・・・
コナン:{クラシックカーに・・・
ウールのセーターに・・・
寄り道・・・?
待てよ・・・これって・・・}
弓長:操作終了だ!
ボウズ・・・
んじゃ後は警察に任せて、
キャンプ楽しんで来な!
博士:あ、はい・・・
元太:楽しめって言われてもよ・・・
光彦:事件の事が気になって・・・・・・
歩美:楽しめないよね?
博士:おい新一君・・・
まだ解けんのか?
コナン:ああ・・・ここまで出かかってんだけど・・・
哀:どーでもいいけど、話なら車に乗ってからにしない?
歩美:そだね!ちょっと冷えて来たし・・・
コナン:――ったく・・・
だったらさっさと1人で乗ってろよ!
哀:悪いけどドア開けてくれる?
コナン:はぁ?
オメ-いい加減にしろよ!
いったい何様のつまり・・・
哀:開けて!
お願い・・・
コナン:――って・・・
オメーまさか・・・
哀:お願い・・・
コナン:ハハハ!んならいい方法教えてたるよ!
元太/光彦:?
コナン:車に乗る前なら地面のアスファルトに・・・
ドアのノブとかだったら壁にだなー・・・
哀:誰もそんな事聞いてないでしょ?
私は開けてって言ってんのよ!!
コナン:まあ、試しにやってみなよ!
思いきってパーの方が・・・
・・・・・・・・・
元太:パー?
歩美:ジャンケンですか?
コナン:{そうか・・・
だからクラシックカー・・・
だから恵奈さんは・・・
寄り道をさせたくなかったんだ・・・
周藤さん自身を・・・
発火装置にするために!!}
パーとクラシックカー、寄り道・・・これらの共通点は!?
第8号につづく 莫非又是沙发....
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