03. close line
作詞:AZUKI 七 作曲:後藤康二 編曲:小林 哲
この曲は恋が終わる予感の中で、幸せな気持ちを思いだしているのかな~、という切ない曲なのでコーラスを何本も重ねて、儚い雰囲気を出しました。セリフコーラス(?)が印象的。スタジオでセリフやコーラスを(英語のね)考えて試して歌って、と試行錯誤しながらスタジオ作業の楽しさを実感し始めた曲ですね。全体的にボーカルは暗くなりすぎないように、そして儚く、を心がけました。自分で歌っていて切なくなってしまう曲です。
09. 時の砂
作詞:竹井詩織里 作曲:後藤康二 編曲:Dr.Terachi & Pierrot Le Fou
イントロからなんだか“陰”の要素を感じたので、歌詞も歌も気持ちの奥底にあるドロッとした部分を出したいなと思いながら作った曲。アルバム用に作っていた曲は比較的明るい普段の私、みたいな歌詞も多いので、たまには引きずってる系(?)も良いかな~ということで。時間は過ぎて、その時感じた気持ちや見ていた景色もやがて思い出になり、忘れて忘れられてしまう、それが悲しい。人によって感情によって忘れるスピードが違って、時の流れ方って優しいんだか優しくないんだか…。この曲は2コーラス目から拍子が倍になり、最後またゆったり、と感情の波と重なるような構成になっています。
11. 今日
作詞:竹井詩織里 作曲:後藤康二 編曲:Dr.Terachi & Pierrot Le Fou
何かが生まれては消えていくような、雲が遠くの空へ流れていくような、そんなイメージをデモから受けたので毎日何気なく過ごして、確実にすぎていく“今日”というテーマで書いてみようと。何をするわけでもなく、ただ大切な人がそばにいてつながりを感じられる。満たされてる気持ち、その瞬間の儚さ、だからこそ大切な人やモノの重要さを再認識する、そんな気持ち。一言一言、かみしめるように歌っていきました。
□発売日:2004年9月15日
□レーベル:GIZA studio
□価格:¥2,500(tax in)
□品番:GZCA-5049Things」