スキマ编外之超强：柯南304TV special台词——献给学日语的hayashi以及一众松田粉丝们

怪盗コナン

由美：ねぇ、美和子、挙式は神前？教会？

刑事A：え？

美和子：白無垢だから、神前結婚式よ。

刑事Ｂ：あ？？

由美：あ～～そうなの。あたしだったら、絶対教会でウェディング･ドレスなんだけどな。

美和子：あら、神前の式も素敵よ。

由美：それより、お色直しはドレスでしょう？

刑事Ｃ：あ…えっ…

美和子：うん、それがまだ迷ってるのよ。

由美：あ？まだ？？早く決めてくれないと、出席するあたしのドレスの色が決められないじゃない？

美和子：あ、（やっぱりはっきり聞こえなかった…）

刑事Ｄ：た、大変なことになりました！

由美：ええ？そうなんだ。ね、美和子は何色のドレスにするの？

刑事E,F：えっ？

目暮：式は１１時で、えーと披露宴が１３時、正午まで良かったんだよなぁ。

高木：ええ、そうです。

目暮：仲人頼まれてんな。あぁ、二人とももと部下でな、現在は所轄の…

刑事たち：仲人？もと部下の？違うんだ？

目暮：うん？で、それが何か？

美和子：あっ？皆どうしたの？

刑事たち：あ。。あ。。

美和子、由美：う。。

コナン：すみません～

美和子：あら、コナン君。

コナン：頼まれたビデオカメラ。

目暮、高木：何だったんだ？

コナン：を誰に渡せばいいんだっけ？

＊                                                    ＊                                                        ＊                                                        ＊         

アナウンサー：１丁目から３丁目、住民の避難完了しました。現在第一現場周囲１キロメートル以内、一般車両交通規制中です。

刑事たち：あ…な…

ある刑事：第一現場爆発物処理完了。

松田：レンズクモリ助供用呼吸冷却兼用のダクト付きヘルメット。

ある刑事：なお、松田隊員行状第二現場に出向。

松田：爆発による熱風から身を守るため、寸分の隙間もない構造。各所にポケット、金属性の防護板をしゅうの。大掛かりな装備のため、一人では着脱は無理。重量は４０キロもあり、防護服の中には冬でもサウナ状態っというわけで、５分以上の着用はかなりきつい、いや、不可能。

アナウンサー：警視庁から各位の、警視庁から各位の、第一現場。。。１０時３５分。。。解除（聞き取れにくいな…じゃ、省略）。なお、第二現場。。。不審者、不審車両についでは。。。以上、警視庁。

刑事たち：BC。。。了解。ＢＢ。。。了解。

アナウンサー：住民の皆さん、慌てないで下さい。荷物を持たずに、速やかに避難して下さい。危険ですので、押し合わないで下さい。慌てなくても大丈夫です。

刑事：当マンションの住民、避難、完了しました。

萩原：了解。ん、じゃ、まぁ、ゆるゆると行きますか？

警部：ご苦労だったな、松田。

松田：萩原のほうは？

警部：あぁ。。

萩原：えっ、感光起爆装置を光電管、水銀レバーから白いコード、液晶パネルから…松田、何の用だ？

松田：萩原、お前何のんびりやってんだ？さっさとばらしちまうよ。

萩原：おいおい、そうがなりなさんな、タイマーは止まってんだ。そっち終わったのか？

松田：あ、開けてみたら、案外単純な仕掛けだったからな、あの程度なら．．．

萩原：３分もありゃ、十分だ、だろう？

松田：ち…

萩原：ハハハ。

松田：そっちはどうなんだ？

萩原：あっ、こっちは３分って言うわけには行かないようだよな。基本的には単純なんだが、何しろトラップの多くでな。どうやら、こっちが本命だったみたいだな。

松田：ところで、お前ちゃんと防護服を着てるんだろうな？

萩原：ハハハ、あんな暑苦しいもん、着てられるか？

松田：馬鹿野郎！死にてーのか？

萩原：まっ、そんときゃ、仇をとってくれよ！

松田：怒るぞ！

萩原：ハハハ。冗談だよ、冗談。オレがそんなへまするわけねーだろう？

松田：とにかく、さっさと終わらせて降りて来いよ。いつもの所で待ってるからな。

萩原：おっ？いいね～そういうお誘いであればエンジン全開と行きますか！何？

松田：どうした、萩原？

萩原：皆、逃げろ！逃げるんだ！タイマーが生き返ったぞ！

松田：萩原～～おい～～萩原…

萩原：ふん…ふん…

松田：萩原～！は…萩原…
＊                                                    ＊                                                        ＊                                                        ＊         

蘭：なんで？何で分かったの？

新一：あ～あのメガネの坊主に聞いたな。

蘭：うん～そうか。あ、そう、そう、新一、明日の全国模試どうするのよ？

新一：全国模試？あ、あぁ～～

蘭：無理なんでしょう？

新一：うん？

蘭：どうせ、手が離せない事件だか何だかってとか言っちゃって。えっ？ちょっと何よ？どういうこと、これ？

新一：ハハ、また入れといたぜ。

蘭：もう～ふん、ハハ．．

怪盗コナン

蘭：お父さん、コナン君、早くしてよ、ご飯できたよ。もう～お父さん…
小五郎：朝っぱらからうるせーな。
蘭：もう、お昼よ。あたし園子と一緒に明日の模試の勉強する約束してるんだから、早く済ませてよ。
小五郎：そんなの知らねーよ。
蘭：ほら、お父さんだって依頼人に報告書届けに行くんでしょう？コナン君も歩美ちゃんたちと杯戸ショッピングモール行く約束なんだし。
コナン：うん～
小五郎：杯戸ショッピングモール？ええ、あのでかい観覧車がある。
コナン：うん。
ナレーター：（コナンの声で）１月６日、月曜日、冬休みもう終わりに近づいたその日、悪夢のような２日間はとても穏やかに幕を開けた。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊       
高木：佐藤さん、どう思います？この変装？
美和子：あっ
高木：結構いけてるでしょう？お、佐藤さん、どうかしたんですか？
美和子：あっ．．．あ…
高木：佐藤…さん？
美和子：あ．．．
由美：美和子、ねぇ、美和子！美和子～～
美和子：あっ？あ、由美～～
由美：どうしたのよ？ぼうっとしちゃって…
美和子：大丈夫！少し疲れちゃっただけ。ちょっと出かけてくるわ。
由美：ほら、今日は一日書類整理じゃなかったの？
美和子：気になるところがあってね。
由美：今夜のカラオケ忘れないでよ。
美和子：あ、そうか。何時からだっけ？
由美：夜９時よ。ちゃんと携帯にメール入れたでしょう？
美和子：えっ？ええと…あ、ごめん、消しちゃった。
由美：もう～～メール読んですぐ消すクセ止めなよ。
美和子：だって、消していかないと、いたずらメールでメールボックスがいっぱいになって、大事なメールが消えちゃうのよ。
由美：あら、私のメールは大事じゃないってわけ？
美和子：まあまあ～
由美：たく…
美和子：じゃ、９時にね。
由美：遅れんなよ！
美和子：了解！
由美：あ～消せないメールか…
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
歩美：あ～～高い！！
元太：ウァ～～本当だ～～すげえ～～
光彦：この大観覧車は高さが１２５メートルもあって、日本いち大きいんですよ。１周まわるのに１８分もかかるんです。
元太：カップラーメンが６個作れるんな。
哀：回転直径１０５メートルで１周に１８分かかるってことは、このゴンドラの移動速度はおよそ秒速３０センチってとこかしら。
コナン：おめー、もっと他に考えることねーのか？
哀：あら、この観覧車を１周廻すのに必要な電力とか…
コナン：ふん、ふん、もう～いい～
美和子：もう、あれから３年もたつのか…

怪盗コナン

目暮：いい～諸君、紹介しよう。彼が本日付けで、捜査１課凶行班係に配属された松田陣平君だ。彼は去年まで警備部機動隊所属していた、変り種だよな。
松田：容赦しましょうや、警部さん。田舎から出てきた転校生じゃねーんだから。ふざけ自己紹介なんざ、意味ないでしょう。
目暮：あっ
松田：こっちは来たくもないかかりにまわされて、切れかかったって言うのは…
目暮：そっ、それじゃ、佐藤君、君が彼についていろいろ教えて。
美和子：えっ？私がですか？
目暮：ええ、そういやがるな！彼は前にいろいろあって、上からじきじきに頼まれた男なんだ。よろしく面倒をやってくれ。
美和子：はい～
松田：は～あ～（あくび）
美和子：うん～～
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
美和子：ちょっと、なんなのよ？さっきの聞き込みの仕方、あんな乱暴な聞き方をしたら、誰も答えてくれないわよ。たく～あなたが来てからもう６日よ、少し私の言うこと聞いてくれる？あら、メール？は、速いわね。
松田：うん。人より指先が器用なんだよな。
美和子：もしかして、彼女かしら？
松田：いや、ダッチに書いてんだ。送信しても受け取ってくれねー親友に。そいつは４年前にひとんちまった。
美和子：えっ？
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
美和子：パス？何言ってんあんた？
松田：オレは今日ここで待ってなきゃいけねーんだ。所轄からじじのヒリ者をここにの連行するぐらい、あんたらで出来るだろう？
美和子：ちょっとあんたね～
松田：聞いてるぜ。毎年この１月７日に送られてきてるそうじゃねーか？
美和子：あ。３年前から１年ごとに本庁に送られてくる大きな数字が１つ書いてあるだけのいたずらファクスでしょう？
松田：３年前が３、２年前が２、１年前が１、間違いねーこいつは爆弾のカウントダウンだ。やつが動くなら、今日しかねーぜ。
美和子：あっ？
白鳥：警部、また今年のを送られてきました。
目暮：あぁ、例の数字のファクスだろう？
美和子：えっ？
目暮：で、今年の数字は何番だね？
白鳥：そ、それは今回は数字ではなく。我は円卓の騎士なり、愚かで狡猾な警察諸君に告ぐ、本日正午と１４時に、我が戦友の首を弔う、面白い花火を打ち上げる、止めたくば、我が元へ来い、７２番目の席を空けて、待っている。
目暮：どういう意味だね？
白鳥：さぁ～
美和子：ちょっと、どこへ行くのよ？
松田：分からねーのか？円卓の騎士が７２番目の席を空けて待ってるって言ってんだ。円盤状で７２も席があるっつったら、杯戸ショッピングモールにある大観覧車しかねーだろう。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
女職員：サー、どうぞ。
皆：あ～～（爆弾が爆発する音を聞いたヒメ）
目暮：くそ、遅かったか！
白鳥：しかし、正午までまだ３０分があるんですか？
美和子：警察よ、何があったの？
男職員：そ、それが、突然制御盤カバーが切って、観覧車が止まらなくなったんです。何か乗客は降ろしたんですが。
美和子：７２番のゴンドラは、今どのあたりなの？
男職員：えっ？あ、それならもうすぐ降りてくるところです。
美和子：えっ
松田：はっ
美和子：松田君～
松田：来るな！円卓の騎士は待ってなかったな、代わりに妙なものが座席の下に置いてあるぜ。
目暮：えっ？
白鳥：ま、まさか、爆弾？
美和子：ちょ、ちょっと、松田君。
松田：大丈夫、こういうことはプロに任せな。
美和子：ちょっ、ちょっと、松田君、何なのよ？プロって。
目暮：彼は去年まで警備部機動隊の中にある爆発物処理班にいたんだよ。
美和子：それではまさか前に死んだ彼の親友って…
目暮：な～多分それは４年前の１月６日、爆弾解体中に殉職した同じ処理班所属の萩原君のことだろう。
松田：ふ～

怪盗コナン

目暮：あの事件では、２つの爆弾が別々の場所に仕掛けられていて、１つは松田君が解体したが、萩原君の方は間に合わなかった。爆弾犯は今まだ特定できず、松田君は爆弾事件を担当する特修班係に転属の希望を何度も出していたが、目的はおそらく親友の敵討ちだろうから、頭を冷やすため、いったん同じ１課の凶行班係に配属されたって言うわけだ。
白鳥：それより、警部、どうしますか？正午まで後６分、ゴンドラが一周して戻ってくるまで、まだ１０分ほどかかりますが…
目暮：やむをえん、ここは松田君に任せるしかあるまい。
美和子：あっ？
犯人：ふ～ふ～ふ～
皆：あ～～（ヒメ）
美和子：止まった！
白鳥：はやく消光！
松田：ちぇ、やっかいなことになったな～
美和子：もしもし、松田君、大丈夫？
松田：あ～だが、今の振動で、妙なスイッチが入っちまったぜ。
美和子：えっ？
松田：水銀レバーだ。
美和子：水銀レバー？
松田：わずかな振動でも、中のタマが転がり、タマが線に触れたら、お陀仏よ。
美和子：えっ？
松田：オレがフッ飛ぶのを見たくなきゃ、こいつが解体するまで、ゴンドラを動かすんじゃねーぞ！
美和子：で、でも、爆発まで後５分ないわよ！！
松田：ふん～この程度の仕掛け、後３分もありゃ…あ？勇敢なる警察官よ～
美和子：えっ？
松田：君の勇気を讃えて褒美を与えよ．．．
美和子：ちょっ，ちょっと、何言ってんのよ？
松田：もう１つのもっと大きな花火のありかのヒントを表示するのは爆発３秒前、健闘を祈る。これがたった今液晶パネルに表示された文章だ。どうやら、爆弾を止めて、パネルの電源が落ちると、二度とそのヒントは動けなくなっちまうらしい。つまりやつは最初から警察の誰かをゴンドラのに閉じ込めて、この文章を見せるつもりだっただけだ。
美和子：じゃ、さっきの爆発は松田君がゴンドラの中に乗ったのを見て、犯人が…つまり，この近くに爆弾犯がいるのね。
松田：この人込みの中からやつを特定するのは難しいが、もう１つの爆弾のありかの健闘は着いてるぜ。
美和子：えっ？
松田：ファクスに書いてあったの『我が戦友の首』って、円卓の騎士は中世ヨーロッパ、あの頃の騎士はたいてい十字がデザインされた仮面をつけてるな。もう分かるよな？
美和子：びょ、病院の地図の記号。
松田：あ、そうだ、それがどこの病院かはヒントを見たら、連絡する。
美和子：れん、連絡するって、ヒントが出るのは３秒前でしょう？
松田：おーと、もう電池が切れそうだ、じゃな！
美和子：松田君、松田君。松田君…
松田：ふん～今日ぐらい、大目に見てくれよな。
目暮：ね～行かん！後１分だ！
白鳥：皆さん、ここから離れて！
美和子：松田君～
目暮：ようせ、佐藤！もう間に合わん！
美和子：で、でも～
白鳥：危険です、避けてください！
美和子：でも、まだ彼が、彼が中に…
松田：悪いな、萩原、どうやら、お前との約束は…
目暮、白鳥、美和子：あ～は～えっ？
美和子：あっ、何？
白鳥：ど、どうします？ファクスによると爆弾はもう１つ…
目暮：そんなこと、分かっておるわ！
美和子：米花中央病院。
目暮、白鳥：えっ？
美和子：米花中央病院。もう１つの爆弾はここです！すぐに爆発物処理班を向かわせてください！

怪盗コナン

美和子：まるで木枯らしみたいなやつだったな…悲しいメールだけ残して、あっとゆうまに消えちゃうなんて…
歩美：はあ～
美和子：えっ？
歩美：佐藤刑事！
美和子：あら～
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
高木：えっ？３年前にそんなことがあったんですか？
白鳥：あ～佐藤さんがまだ彼のことを引きつっているならわれわれには勝ち目がないや。
高木：ですよね～
白鳥：まっ、われわらも殉職すれば、少しは対抗できるかもしれないがね。
高木：ちょ、ちょっと、延喜でもない事言わないでくださいよ～あれ、佐藤さん…
美和子：あら、高木君、白鳥君。
高木：どうしたんです？コナン君たちまで。
美和子：偶然この子達と会ってね。この前の事件の時のお礼にこの子達におやつでもご馳走しようと思って。
元太：ケーキ食べ放題だぜ！
歩美：うん！
美和子：で、あなたたちは？
高木：そ、それが妙な垂れ込みがありまして、このレストランの店内を調べたんですけど、結局何も…
白鳥：どうやら、がせねただったようですね。
美和子：だったら、後で由美とカラオケに行くんだけど、あなたたちも行く？
高木：えっ？ええ！いいですよ。
白鳥：じゃ、君だけで行きとめ。
高木：あ？
白鳥：今日はそういう気分になれないんで、僕は遠慮しとくよ。
元太：おい、早く行こうぜ！
歩美、光彦：うん！はい
コナン：ねぇ～どんな垂れ込みだったの？
高木：お？あ～この店に爆弾を仕掛けたって言う妙な予告電話があってね。
コナン：ん？
高木：今日は７年前と３年前の爆弾事件と同じ１月６日だから、一応来てみたんだけど…
コナン：爆弾予告、がせねた…
白鳥：あ？
コナン：ま、まさか？
美和子：あ？白鳥君！
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
女：ちょっと、何なの？
男：また爆弾かよ？
美和子：し、白鳥君！あ～し、白鳥君！白鳥君！
白鳥：き、危険です！早く、ここらへ離れて…
高木：大、大丈夫ですか、白鳥さん？
白鳥：あっ、君のようにうまく逃げられなかったようだね。
美和子：高木君、すぐにこの道を封鎖して、救急車を呼んで！
高木：は、はい！
美和子：でも、しゃべれるなら、大丈夫そうね。
コナン：いや、右側頭部から出血し、左の手足が麻痺している、これは、多分…
哀：急性硬膜下血腫。
美和子：あ？
哀：早く病院へ連れて行かないと、やばいわよ。
歩美：そ、そんな…
博士：とにかく、ガソリンに生かしたら、二次爆発が起きかね。救急車が来るまで、白鳥警部を車から離そう！
美和子：そうね！
元太：けどよ、ひでーよな～
光彦：うん、いったい誰がこんなことを…
コナン：犯人がわからねーが、狙いは警察官だってことは確かだぜ？
元太、光彦：えっ？
コナン：店の中に爆弾を仕掛けたって言うがせねたで、警察をおびき出し、刑事が店内の爆弾を探してる間に本物の爆弾を車の中で仕掛けたんだよ。店の外に避難させられた大勢の客の影に隠れてるな。先見た感じだと、起爆装置は多分車のドアを開けると安全ピンが外れ、もう一度開けて外へ出ようとすると、着火する仕掛け。問題は白鳥刑部がどうしてすぐ外に出ようとしたかだけど。
白鳥：こ、これを…
美和子：えっ？なに？
白鳥：すぐにあなたに見せたくて、あ、あなたを悩ませている消せない記憶、それを切るチャンスですか。
美和子：あっ？あ！俺は剛球豪打のメジャーリーガー、さあ延長戦の始まりだ！試合開始の合図は明日の正午。終了は午後３時、出来のいいストッパーを用意しても無駄だ！最後は俺が逆転する。試合を中止したくば、俺の元へ来い！血ぬまれたマウンドに、貴様ら警察が登るのを鋼のバッターボックスで待っている。
歩美：な、何？
博士：それは…
元太：お、おい！
光彦：まさか？
美和子：こ、これは…あ…
犯人の声：我は円卓の騎士なり、愚かで狡猾な警察諸君に告ぐ．．．
松田の声：こういうことはプロに任せな。
美和子：あいつだ！あいつがまた！

怪盗コナン

目暮：本、本当かね？白鳥君が爆発に巻き込まれたと言うのは…
美和子：はい！たった今救急車に乗せて近くの病院へ…重傷です。で、そちらの情況は？
目暮：今君が言った文と同じ内容のファクスが警視庁管轄内の全ての警察署に送られてきて、大騒ぎになっておるよ。もしかしたら、７年前と３年前の爆弾犯じゃないかとな～
美和子：もしかしたらじゃありません、間違いなさそうだと！松本管理官に伝えてください！３年前の事件で公開された予告ファクスは前半部分だけ、こんなに酷似した文は模倣犯に書けませんから。
千葉：えっ、佐藤さん、車は回しましたけど。
美和子：あっ、悪いわね、千葉君。それでは、私は捜査に合流します。
目暮：お～おい！佐藤君、佐藤君！うん～～
美和子：逃がさない！今度こそ逃がさない！必ずこの手で捕まえてみせる！
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
アナウンサ：至急、至急、警視庁からの。。。場所は不明な爆弾を仕掛けた上の犯行アリ、爆弾は２つ、爆発時刻は明日正午と同日１５時の前。先の事件の例が信用性が極めて高い！厳重に警戒すると共に、被疑者を引き開けして捜査にあがれ！
松本：延長戦だと？なめたまねよ！目暮。
目暮：はい！
松本：これ以上試合が長引くことは許さん！こうでちっちゅう片を付けろ！いいな？
目暮：わかっております。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
白鳥の声：チャンスですから、消せない記憶、それを吹っ切るチャンスですから。
美和子：そうだ、吹っ切らなきゃ、あの爆弾犯をあげて、忘れなきゃ、忘れる？あっ…
松田：へぇ～～？殉職した親父の形見をお守り代わりにね。
美和子：ちょっと返してよ！そうせ、そんなのいつまでも持ってないふっきらなきゃ前に進めないって言いたいでしょう？
松田：いや～忘れることはないよ。
美和子：えっ？
松田：前に進めるかどうかはあんたしだい。あんたが忘れちまったら、あんたの親父は本当に死んじまうぜ？
美和子：松田君。…松田君～
コナン：ねぇ、教えてくれない？
美和子：あっ？
コナン：どうしてこの爆弾犯は警察を目の敵にしてるの？
美和子：こ、コナン君？いつこの車に？
コナン：ねぇ、答えてよ！
美和子：７年前の事件の時、爆弾犯は２人いたのよ。爆弾が仕掛けられた場所は都内がある２つのマンション。要求は１０億円で、住人が一人でも避難したら、即爆破するという条件だったわ。一つは何とか時間内に解体できたんだけど、もう１つは手間取って、仕方なく爆弾犯の要求を呑むことにしたの。起爆装置のタイマーは爆弾犯のリモコンによって止められ、住人は全て避難し、事件は終わったかに見えた。ところがその３０分後に突然犯人から警察に電話が入ったのよ。爆弾のタイマーがまだ動いてるってどういうことだってね。多分、その頃テレビで流れた事件を振り返るＶＴＲの部分だけを見て、勘違いだんだろうほど、警察は爆弾犯を確報する絶好のチャンスだと思う、話を引き伸ばして、逆団地に成功し、電話ボックス内にいる爆弾犯を発見！でも、運悪く、慌てて逃げた爆弾犯は逃走中に車にはねられて死亡してしまった。
コナン：じゃ、どうして爆弾犯がもう一人いるってわかったの？
美和子：それはその後止まったはずのタイマーが再び動き出して、爆弾が爆発したのよ！
萩原の声：皆、逃げろ！タイマーが生き返ったぞ！
美和子：事故死した爆弾犯の住所はすぐ突き止めたけど、分かったのは誰かと二人で住んでいたことだけ。多分、もう一人の爆弾犯は思ったでしょうね、われわれ警察がうその情報をテレビで流し、頭をわなに嵌めて殺したってね。
コナン：ん…
光彦：それじゃ、丸切り逆恨みじゃないですか？
歩美：爆弾仕掛けて金を取ろうとした自分たちが悪いのに。
元太：そうだ、そうだ！
高木：さあ、わけを話したんだから、もう降りてくれよ。
歩美：私たちも手伝うもん。
高木：えっ？
元太：一人より、いっぱいいたほうがお解読だぞ？
高木：あ～でもね、子供乗せて、捜査してるなんて、ばれたら…
哀：あら、こういう子供染みた暗号は、案外子供の方が解きやすいのよ。それとも、江戸川君抜きの私たちだけじゃ、不満なのかしら？
歩美：不満なのかしら？
光彦：不満なのかしら？
元太：不満なのかしら？
高木：そ、そういうわけじゃ…
光彦：でも、どうして犯人はわざわざ暗号を送ってきたんでしょう？
歩美：うん、何も言わなきゃ見つかりこないのに。
哀：あなたたちが宝物を隠して誰かが探しに来たらどうする？
歩美：ドキドキしながら、黙って見てるけど。
哀：その宝物落とし穴の中に隠していたとしたら？
元太：そりゃ、もちろん…
光彦：ヒントをちょっとずつ言って…
歩美：そうか、だから暗号を。
哀：そう、犯人はまるで子供、爆弾というおもちゃを手に入れた価値の悪いガキだわ。
犯人：ふん～～ふん～～ふん、ふん、ふん…ははははは…

怪盗コナン

小五郎：か～～い、おい、蘭、電話だぞ。
蘭：もう、お父さん、出てよ！
小五郎：両手が使ってて、出れません。
蘭：たく～～
小五郎：へ…へ…
蘭：もしもし、毛利です。　
博士：わしじゃん。
蘭：あ～阿笠博士。
博士：あ、蘭君。実はコナン君なんじゃが今夜うちに泊まると言い出してるの。
蘭：ええ？博士のうちにですか？
博士：あ～あ！わしの作ったゲームに子供たち皆はまってしまってるの。
蘭：じゃ、歩美ちゃんたちも一緒に泊まるんですか？
博士：あ、そうなんじゃ。冬休みはもう終わりじゃし、明日の夕方に帰ると思うから。
蘭：あ～でも…
博士：じゃ、そういうことで。あ～次は歩美君のうちか。
コナン：頼むよ、博士。
歩美：私たちも白鳥警部の仇とりたいもん。
元太：そうだそうだ、とりたいもん。
光彦：お願いです、博士！
哀：危険なものはさせないから。
博士：たく～ばれたら、大変だぞ。
蘭：ふん～せっかくコナン君の大好物作ったのに…
小五郎：いいじゃねーか、おめー明日は全国模試だろう。ガキを世話せずにゆっくり勉強できて、よ～くねーか？それより、蘭ちゃん、もう１本…
蘭：えっ？まだ飲むの？
小五郎：いいだがよ。
蘭：ふん～～酔っぱらいを世話する方がよっぽど大変なんだけど。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
歩美：ふん、この予告状どういう意味なんだろう？
光彦：はっきり分かるのは時間だけですよね。
元太：とにかく、犯人は外国人だぜ？メジャーリーガーなんだからよ！
光彦：そうとは限りませんよ！最近は日本人のメジャーリーガーも増えてますから。
元太：そ、そうか？けどよ、爆弾が仕掛けられてるのは絶対どっかの野球場だぜ？
歩美：うん、マウンドとか、バッターボックスとか書いてあるもんね。
哀：南杯戸駅よ。
高木：南杯戸駅？東都中央線の？
哀：そうよ！
元太：な～に言ってんだよ？南杯戸駅の近くに野球場なんかねーぞ？
哀：それは暗号よ。マウンドとか、バッターボックスって言葉はそのままの意味じゃないのよ。
高木：じゃ、君はその暗号が解けたのかい？
哀：ええ、３年前の事件で爆弾が仕掛けられたのは杯戸ショッピング・モールの大観覧車と米花中央病院。それらが面してる延長線所で交差する場所にあるのが東都中央線の南杯戸駅よ。
高木：えっ？でも、それは『延長戦』と『延長線』をこじつけただけで…
哀：ばかね、道が交差しているそばに駅があるってことは当然あるはずでしょう？ストッパーも…
高木：ストッパー？
歩美：ストッパー？
元太：何のことだ？
光彦：そうか、分かりましたよ。
元太、歩美：えっ？
光彦：踏切の遮断機のことですね。
高木：あ、じゃ、まさか鋼のバッターボックスって…
哀：鉄の箱、電車のことよ。しかも血のマウンドに登るってことは赤い車体の登り電車。
高木：た、大変だ！早くこのことを佐藤さんたちに…
美和子：大丈夫！聞こえたわ。こっちも大体同意見よ。おそらく一つ目の爆弾は南杯戸駅から東京へ向かう東都中央線の車内。私は警部に連絡して、捜査員を向かわせるから、高木君は爆発物処理班の手配を。急いで！
高木：は、はい！
目暮：何？南杯戸駅？本当なのか？うん、うん、それで？そうか、分かった！うん！至急手配する。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
皆：（慌てて）あ～～
駅員：皆さん、慌てずに落ち着いて避難して下さい。
刑事A：なんだ、ゴミか？
駅員：えっ？何だ、これは？
A：うん？
駅員：こ、これは～～ば、爆弾？みん、皆、離れよ、爆弾だ！
刑事Ｂ、Ｃ：何だ？なに？
駅員：えっ？
刑事たち：あ？何だこりゃ？
美和子：えっ？偽物？本物の爆弾じゃなかったの？それで？
コナン：どうやら、犯人は捜査員がそこに捜しに来ることを読んでたようだな。
哀：ええ、かなりずるばし子そうね。このいたずら坊主は、しかも始末の悪いことに目的はお金じゃないようだし。
コナン：あぁ～おそらく、警視庁に対する復讐だ。この東京に住む１２００万人もの人間を人質に取ってるな。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
駅員：あぁ～えっ？なに？
目暮：何？また偽爆弾だと？ちゃんと確かめたのか？本物は混じっていることはないだろうな？
千葉：は、はい！一応都内を走る赤い車体の電車はほぼ調べたんですが、見つかる不審物はどれもふざけた偽物ばかりで。
目暮：そうか、おそらく捜査を混乱されるのが目的だろう、とにかく、気を抜かずに捜査を続行しよう！
千葉：分かりました。
ある刑事：松本管理官。
松本：何だ？
刑事：野球場を当たっているオザキ班から報告です。
目暮：で、どうだった？
刑事：はい、都内にある大きな野球場は全て調べ終わりましたが、何も発見されなかったようです。引き続き小さな野球場にもまとうを広上げて捜査を続けるとのところです。
松本：うん、どうやら野球場の線じゃなさそうだよな。よし！都内の赤い電車は全線停止、野球場に割り振った捜査員を各駅に回して張り込ませろ！一発目の爆破予告の正午まではまだ５時間もある、われわれの裏を返ってこれから仕掛けに現われるかもしれんからな。
皆：はい！
松本：ふん、まだ５時間もあるか？本当は『あと５時間しかない』と言いたいところだからな。
目暮：ええ。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
哀：あ～～（アクビ）
元太：ねむい～
コナン：ふん～～うん？
美和子：変ね、この文章だと、野球場にも捜しに来ると予想できるのに、何もないなんて。
高木：あ～～きっと、捜しに来ないと思ったんですよ。シーズンオフで、大きな試合は組まれてませんから。
美和子：そうかしら？警察おちょくるためなら、偽物を仕掛けて置くぐらいのことはあってもおかしくないのに。とにかく、これ以上あの子達を引っ張りまわすわけには行かないわね。
高木：あ～そうですね。
美和子：あ、そうだ、白鳥君の容態聞いてくれた？
高木：あぁ～はい！白鳥さんに付き添ってる由美さんが教えてくれました、手術は成功して今は意識が戻るのを待っているそうです。
美和子：そう？よかった！
由美の声：いい、高木君、美和子は危ない目に合わせちゃダメよ！もし今回の爆弾犯が３年前に松田君を爆死させた被疑者と同じなら、あいつ無茶しかねないし、それに美和子を救えるのは高木君しかいないんだから。
高木：えっ？で、でも、どうして僕なんですか？
由美：似てるのよ、あなた、その松田君に。
高木：あぁ～でも、それはあのときの変装した僕の姿がたまたま…
由美：もちろん、顔やワイルドさは彼の方が５倍も１０倍も上よ。
高木：じゅ、１０倍ですか？
由美：でも、なんとなく感じるのよ、においというか、ハートというか、彼に似た何かをね。美和子も最近やっとそのことに気づいてきたみたいだけどね。
美和子：ちょっと高木君、高木君ってば…
高木：あぁ～～～
美和子：なに深刻な顔して考え込んでたのよ～～もしかして、爆弾の隠し場所分かったの？
高木：あ～～いや、違います。
美和子：じゃ、何を？
高木：べ、別にたいしたことじゃありませんよ。
美和子：うん？まぁ～いいわ。
高木：は～は～
美和子：じゃ、私は捜査を続けるから、高木君は子供たちをうちに送り届けて、それから、本庁に戻ってかみを取ってから目暮警部の手伝いをしてなさい。
高木：あ～でも、僕もそのまま捜査を…
美和子：馬鹿ね、寝不足でふらついてる刑事なんて、足手まとになるだけよ！分かったわね。
高木：は～はい！
美和子：ダメよ、誰も連れて行かせはしないわ！もう二度と、絶対に。

怪盗コナン

園子：あ～お正月開けにテストなんて、灰色の受験生って感じよね。
蘭：だよね。
園子：大体お正月は楽しむものよ。
蘭：で、楽しんだわけね。
園子：だって後悔したくないもん～～
蘭：ははは…
園子：こうなったら、もう、それに頼るしかないわ。
蘭：えっ？それってもしかして…
園子：違うわよ、ほら！
蘭：なんだ～～京極さんの写真じゃない？
園子：うん、この写真を見てると、元気が出てくるの。たとえテストの結果が悪くたって、「園子、負けない」、「真さん、あなたの愛があれば、１００点なんていらないわ！」～や～、園子、恥ずかしい～～
蘭：はい、はい、はい～…うん…
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
高木：じゃ、送っていくから、君たちのうちの場所を教えてくれるかい？
歩美、光彦、元太：えっ？
光彦：僕たちうちに連れ戻されちまうんですか？
歩美：もうちょっとで、この暗号を解けるかもしれないのに。
高木：君たち、ずっと寝てないだろう？もうこれ以上小学生をうちにも帰さずに引っ張りまわすわけには行かないよ。
元太：えっ？
歩美：ね、ね、そう言えば佐藤刑事はどうしたの？
高木：佐藤さんは捜査を続けてるよ。
光彦：分かった、佐藤刑事に僕たちをうちへ帰すように言われたんですね。
元太：おめー佐藤刑事のいいのりだな。
高木：仕方ないだろう？佐藤さんは２つ年上で、先輩なんだから。
歩美：そうなんで、結婚してからやって行けるの？
高木：けっ…結婚？それはないよ、僕はこの前振られたばかりだし。
思い出の高木：あ、あの佐藤さん？
美和子：えっ？
高木：さっき、僕に話しがあるって。
美和子：あ、あれね。
高木：さ、佐藤さん？
美和子：ふん、止めにしようか？今度のデート。
高木：あ？
美和子：私呪われてるし。
高木：の、呪われてる？
美和子：だって、私が大切に思ってた人は皆私の前からいなくなっちゃうんだもの。お父さんでしょう？小学校の体育の先生でしょう？野球部の先輩でしょう？それに…それにあの人もそう。もうあんなつらい思いはしたくないのよ。
高木：佐藤さん。
美和子：だから、まぁ～今まで通り同じ警察官仲間として。えっ？
高木：さ、佐藤さん…
美和子：高木君？
高木：しっ…そうですね、もともと僕と佐藤さんじゃ釣り合いませんから。
美和子：そうそう、高木君にはもっとずっと可愛いらしい子は似合ってるって。
高木：そ、そうかな…あはははは…
高木：だから結婚なんて…
光彦：あれであきらめちゃったんですか？
元太：とんだチキン野郎だぜ？
歩美：根性ないよね！
高木：それは僕だってあきらめたくはないけど。
歩美：ないけど？
高木：ええ、でもな～～
コナン：３年前、自分の身を挺して病院の人たちを救った松田刑事にはとてもかなえそうにないからでしょう？
高木：ど、どこでそれを？
コナン：高木刑事、前、前！
高木：おっ、おい！
元太：ミニパトの姉ちゃんに聞いたんだよ！
高木：由美さん？
光彦：とっても詳しく教えてくれました。
由美：そのとき、松田刑事は命をかけてもう１つの爆弾のありかを伝えることを決意したの。
歩美、元太、光彦：うん、うん！
由美：おと、もう時間だ、じゃ、切るぜ。フツ。ま、待って、松田君、松田君、松田君…
歩美達：あ～～
光彦：聞くも涙、語るも涙の物語でした。
元太、歩美：うん、うん！
高木：ふん、ふん、あ～そう？
哀：まぁ～あきらめるのも無理ないわ。
コナン：あ？
哀：いなくなっちゃった人の思い出はきれいなまま封印されて、一生その人の心に座るって言うから、誰かさんみたいにね。
コナン：おい！まだ死んでねーつ！
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
蘭：どうだった？今の数学。
園子：いけてねーって感じ～～蘭と違って、あたしには協力な助っ人なんて、いないしね。
蘭：助っ人？
園子：とぼけても無駄よ！試験中に空いた新一君の席困った顔でちらちら見てたじゃない？
蘭：あっ
園子：助けて、新一！この微分積分の問題がどうしても解けないの…なんてね～～
蘭：違うわよ。新一の席を見てたのは…
園子：見てたのは？
蘭：あ～～だから、それは…あ～～
園子：あら～真赤か？は～～試験中に赤なんて不吉よ！
蘭：あ～そうそう、赤って言えば今日は朝からサイレンの音をよく聞くね。
園子：そう言えばそうね。
蘭：何があったのかな？

怪盗コナン

コナン：赤、赤、赤…
哀：赤がどうかしたの？
コナン：なんか引っかかるんだよ。この血塗れたマウンドに登れって言うのが…
哀：赤い電車のことじゃないって言うの？
コナン：なんつーが、しっくりこねんだよな。待ってよ、３年前の事件と同じだとすると、一つ目の爆弾は警察を誘い出すために分かりやすい場所に仕掛けているはず、もっと単純に考えるんだ。単純に…
光彦：赤から、連想されるものですか？ポストに消防車。
歩美：赤鬼と赤頭巾ちゃんと…
元太：トマトだろう？イチゴだろう？スイカにりんごに、さくらんぼ、チリスープ、いくら、おおとろ
コナン：赤、登る、鉄の、箱。
光彦：元太君、食べ物ばっかりですね。
元太：頭使ったら、腹へってきちゃったよ。
歩美：あたしも、のど渇いてきちゃった。
光彦：じゃ、どこか、パーキング・エリアで止めてもらいましょうか？…赤って言えば、あれもそうですね！
コナン：え？
元太：おえ？
光彦：ほら、あそこに見る。
歩美：本当だ。
コナン：あっ？そ、そうか？赤い、登る、鉄の箱…
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
高木：もう、何か起きてるのか？
元太：何、何だ？
歩美：煙が出てるの。
光彦：やっぱり、ここに爆弾が仕掛けられてたんでしょうか？
高木：僕はそこで何があったのか聞いてくるから、君たちは車の中で待ってるんだよ、いいね？
アナウンサ：本日は東都タワーのマスコと東都君の特集をお送りする予定でしたが、突然のアクシデントにつけ、予定を変更してお送りしております。
高木：ちょっと、すいません、いったい何があったんですか？
客：あ～～それがよ…
美和子：えっ？爆弾は東都タワーの中？
高木：はい、多分間違いありません。
美和子：どういうこと？詳しく教えて。
高木：はい！僕がここに到着する直前に小さな爆発が起きてエレベータが止まってしまったそうなんです。
美和子：えっ？
高木：おそらく、爆弾の場所が警察にばれたと思って、被疑者がリモコンで爆破されたではないかと？
思い出の職員：突然、観覧車の制御盤が爆発して、観覧車が止まらなくなったんです。
美和子：同じだ、あの時と…
高木：じゃ、僕は止まったエレベータのところへ行って、様子を見てきますので。
美和子：ダメよ！その爆弾は私たち警察を誘い込むためのわなだわ。
高木：えっ？わな～ですか？
美和子：５分で着くから、私が行くまで待機してなさい。分かった？
高木：あ、あ～～！
職員A：おい、大変だ、さっきの爆発で止まったエレベータの中に女の子が閉じ込められてるそうです。
職員Ｂ：なんだって？
高木：あ、あの、佐藤さん、子供がエレベータに…
美和子：落ち着いて、予告の時間までまだ２時間以上あるんだから。
高木：し、しかし、すぐに行って情況を確かめないと…
美和子：大丈夫、私が何とかするから、あなたはそこにいなさい。
高木：で、でも…
由美の声：いい？高木君、美和子を危ない目に合わせちゃダメよ！
美和子：私が必ずその子を助けるから。
高木：しかし…
由美の声：あいつ、無茶しかねないし。
美和子：いい？これは命令よ！あなたは私が着くまでその場で待機していることわかったわね？高木君？ちょっと、高木君？聞こえてる？高木君、返事をしなさい！ちょっと、高木君？高木君！お願いよ、高木君、行かないで。
高木：いやです。
美和子：えっ？
高木：僕はこれから中の情況を確認してきます。
美和子：た、高木君…
高木：みんな、いいかい？僕はこれからタワーの中へ行ってくるから、君たちは車の中でおとなしくて待ってるんだよ！
元太、光彦：えっ？
高木：いいね！
元太、光彦：あ～はい～
高木：すぐ戻ってくるよ。
歩美：高木刑事、大丈夫かな？
コナン：灰原、皆を頼む。
哀：えっ？
元太：おい、コナン！
光彦：コナン君…
歩美：えっ？コナン君も行っちゃうの？
コナン：ちょっと様子を見てくるだけだよ。おめーらは変なやつがこの車に近づかないように見張っててくれ。
光彦：でも…
コナン：またこの車に爆弾が仕掛けられたら大変だろう？大丈夫、それくらい俺がいなくたって、おめーら探偵団なら、出来るんだろう？
光彦、元太：ええ、まぁ～
元太：任せとけ！
コナン：じゃな。
歩美：気をつけてね、コナン君。

怪盗コナン

刑事：現場にいる高木刑事からの報告によりますと、１５分ほど前にこの東都タワーの特別展望台付近で、小規模な爆発が起こり、この大展望台でエレベータが一機、停止しているそうです。ただ、その爆発が爆弾によるものなのか、ただの事故なのかは、まだ確認されておりません。
目暮：いや、事故にしては３年前と情況が酷似しすぎている。
松本：そうだよな、おそらく間違いないだろう。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
アナウンサー：至急、至急、警視庁から官許で、港の東都タワーに爆弾が仕掛けられた可能性が高い、各所の各位は、現場に強行し、東都タワーの立ち入り禁止、それより付近住人の避難もさせ、繰り返す…
美和子：高木君…
東都タワーのアナウンサー：お客様にお知らせいたします。真に申し訳ございませんが、本日は閉館となります。係員の指示に従って、速やかにご退館ください。
職員：慌てなくても大丈夫です。どうぞ、ゆっくりとお進みください…
高木：す、すみません、警察です。通してください。
職員：慌てないでください。
高木：警察です。止まったエレベータはどこですか。
職員：あ～それなら、この一番奥です。
高木：どうも。
母：朱美ちゃん、大丈夫よ、怖がらないで、出てらっしゃい。
高木：警察ですが、
母：朱美ちゃん、朱美、朱美…
高木：女の子が閉じ込められてるというエレベータはここですね。
職員：あ、はい！最上階から降りてきて、ここの大展望台に着く寸前で止まってしまったんです。
母：朱美、何してるの？朱美、早く出てらっしゃい～～ほら、こっちよ！朱美…
職員：乗っていたのは子供一人なんですが、出てくるように母親が言っても怖がっちゃって。
高木：ふん～この隙間じゃ、大人が入るのは無理そうですね。
コナン：じゃ、僕を持ち上げて。
高木：えっ？
コナン：僕なら、入れるでしょう？
高木：こ、コナン君…
テレビのアナウンサ：引き続き、東都タワーより中継です。本日午前９時４５分ごろ、東都タワー内で原因不明の爆発がありました、幸い、死傷者が出ておりませんが、爆発のショックで、タワー内のエレベータが一機止まってしまい、乗り合わせていた４才の少女が一人閉じ込められてしまいました、現在、爆発の原因を究明すると共に…
高木：コナン君、大丈夫かい？
コナン：うん！こんにちは、朱美ちゃん～
朱美：ふ、ふ…
コナン：おにいちゃん今そっち行くから、ちょっと待っててね。朱美ちゃん、可愛い熊さんだね、名前何って言うの？
朱美：ジャムちゃん。
コナン：ええ？可愛い名前だね、男の子かな？
朱美：うん。
コナン：おにいちゃんそっちに行ってジャムちゃんにご挨拶したいんだ、いいかな？
朱美：うん、いいよ。
コナン：じゃ、今そっち行くね。
テレビのアナウンサ：えぇ～ただいま入った情報によりますと、閉じ込められていた少女を救出するために警察官が一名、エレベータに乗り込んだもよ…
犯人：へへへ…
テレビのアナウンサ：えっ？乗り込んだのは子供？ま、まさか？
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
朱美：それでね、ジャムちゃんは朱美の誕生日にママが買ってくれたの。
コナン：そうか？じゃ、そのママが外で待ってるから、行こうか？
朱美：うん！
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
高木：よし、いい子だ。
朱美：ママ、ママ…
母：朱美…
高木：さ～コナン君も。
コナン：あ！うん？
高木：コナン君？くそ～
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
美和子：で、格好つけて出て行ったくせに、コナン君とエレベータに閉じ込まれちゃったって言うわけね。
高木：す、すいません。
美和子：それより、本当にそのエレベータに爆弾は仕掛けられてないのね？
高木：はい、エレベータの内部にはそれらしきものは何も…これから、天上の上を調べるところです。
コナン：え～うん？
美和子：それで、今どの当たりにいるか分かる？
高木：えーと、多分、ワイヤが全て切れて、非常停止装置が作動したので、大展望台とタワービル屋上の真ん中ぐらいで止まっていると思います。
美和子：そう？
高木：これは、僕も天上に登って、レスキュー隊を待つしかなさそうです。
コナン：だめだ！天上に登っちゃ！水銀レバーが作動しちまう。
高木：えっ？水銀レバー？
美和子：水銀レバー？
松田の声：わずかな振動でも、中のタマが転がり、タマが線に触れたら、お陀仏よ！
高木：コナン君、水銀レバーって、何だい？
コナン：爆弾の起爆装置の一部さ、このエレベータどころか、東都タワーごとフッ飛んじまうようなどでかい爆弾のね。
高木：ば、ば、ば、爆弾？このエレベータの天上に？ま、間違いないのか？コナン君。
コナン：うん、僕、これとよく似た爆弾をテレビで見たことがあるんだ。片方の液体だけなら、何ともないけど、もう片方と混ざると、そごく強い爆弾になるって言ってたよ。
高木：だ、だったら、なおそら、レスキュー隊に切ってもらったほうが…
コナン：言ったでしょう？水銀レバーが仕掛けられてるって。たぶん、さっきエレベータが止まったショックで、スイッチが入っちゃったんだ。
高木：えっ？
コナン：少しでも揺れたら、作動しちゃう、起爆装置のスイッチがね。だから、高木刑事がこの天上に登ったり、ロープで降りてきたレスキュー隊がここに着地したりしたときに、ちょっとでも揺れたりしたら、どかんだよ。
高木：うん？そ、そんなに…すぐいのかい？水銀レバーって。
美和子：あ～～水銀レバーやっぱりそうだ。これを仕掛けたのは３年前の爆弾犯に間違いない。じゃ、まさか、まさか？
高木：だったら、上のエレベータ口から、ロープを下ろしてもらって僕たちが登って、逃げるしか…
コナン：なんかそれもダメみたいだよ。
高木：えっ？
コナン：爆弾のそばに盗聴器が仕掛けられるんだ。だから、きっと爆弾犯はどこかでこっそり聞いてて、僕たちがここを離れて、声が聞こえなくなったら、スイッチを入れて、爆発させる気なんだよ。
高木：じゃ、どの道が八方下がりって言うわけか？
コナン：いや、手はもう一つ残ってるよ。
高木：あ？
コナン：僕がこの爆弾を解体するんだよ。上から爆弾処理の道具を下ろしてもらってね。
高木：あ、あ？
警視庁のアナウンサ：繰り返します。東都タワー付近にいる住民は警察官の指示に従って、速やかに避難してください。
光彦：ええ？
元太：逃げるのかよ？
歩美：コナン君と高木刑事がまだあの中にいるのに。
美和子：心配しないで、大丈夫よ。あの二人も今こっちに向かってるところだから、それじゃ、千葉君、子供たちを安全な場所へ。
千葉：分かりました。
哀：あの二人に爆弾を解体させる気ね。
美和子：えっ？
哀：爆発物処理班がタワー内にも入らずに、連絡を待っているだけってことは、そういうことなんでしょう？
美和子：大丈夫！爆弾の構造は３年前に米花中央病院に仕掛けられたものとほぼ一致したから、あの二人なら、何とかやってくれるわよ。
哀：ええ、そうね。３年前のように悪魔の声に耳を傾けなきゃね。

怪盗コナン

刑事：ゆっくり下ろせよ。そっと、そっと！
コナン：おれ、おれ…う、あっ
刑事：大丈夫か？
コナン：ok！受け取ったよ。
刑事：了解。機材が受け渡し完了しました。
警官：よし！それじゃ、高木君、早速始めるぞ。
高木：は、はい。
警官：馬鹿もん！君が今からびびっていてどうするんだ？実際に作業するのは一緒にいる少年なんだぞ？君が動揺すれば、少年も不安になり、須磨なミス起こしかね。
高木：はい！
警官：以上だ。慌てずにこちらの指示通りにやれば、すぐに終わる。落ち着きたまい？
高木：分かりました。
警官：よし！まずは感光起爆装置から取り除こう。
高木：はい！
警官：今から１分後エレベータ内の明かりを消すから、赤外線暗示透こう服を装着し、暗くなったら水銀レバーの右側にあるカバーをはずすんだ。水銀レバーに触れないようにな。
高木：ま、まずはそのカバーをはずすんですね。
警官：そうだ。じゃ、今から明かりを消すぞ。
高木：今のを分かったかい、コナン君？こ、コナン君？
コナン：あった、光電管。こいつのコードを切れば、まずは一安心。
高木：コナン君、聞こえてるかい？
コナン：うん、聞こえてるから、どんどん続けて。
高木：あ、うん。えーと、カバーをはずすと、変な機械がいっぱいあるだろう？その上の方に光を感知すると、起動する小さな光電管ってやつが付いているはずなんだけど、まずはその光電管から出ているコードを切るんだ。
コナン：こいつを迂回させて。オット！電気がとってあがる。やばいやばい！じゃ、このスキマにプラスッチクのストッパーをかませてと。ストッパー？そういえば、あの暗号を出来のいいストッパーを用意しても無駄だって書いてあったな。出来がいいってことは、防御率がいいってことか？でもなんでメジャー・リーガーなんだ？ここは日本なんだから、プロ野球選手って書いてもいいのに。あ、まってよ、延長戦、防御率、逆転、メジャー・リーガー…ま、まさか、もう一つの爆弾の場所って…まだ時間はたっぷりあるけど、それがどこだか分からねーと…あ？
高木：いいかい、コナン君？今のが終わったら、次は…
コナン：ねぇ～高木刑事。
高木：あ？何だい、コナン君？
コナン：ちょっと相談があるんだけど。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
園子：ちょっと、何、何？今度はテレビ局のヘリじゃない？
蘭：やっぱり、何があったのかな。
先生：ほら！
園子：や、やべー…
先生：今はテスト中だぞ。静かにしなさい。
テレビ：現在、１１時４０分、爆破予告時間まで、後２０分を切りました。爆弾と一緒に取り残された少年と警察官は今脱出されてません。時間は刻々と過ぎてきます。果たして残された少年と警察官の運命はあの東京のシンボルと共に消滅してしまうのでしょうか？
小五郎：うん？
警部：なに？コード切れないだっと？残りは３本だけだぞ？まず、液晶パネルの電源を切るための黄色いコード、次に水銀レバーに繋がる白いコード、そして、遠隔操作用に設置してある携帯電話の黒いコードの順に切断すれば、爆弾は完全に停止するんだ。ここまで出来てどうしてそれが出来ないんだ？
美和子：貸して。
警部：あ、おい～
美和子：高木君、何してるの？早く、早く切りなさい。
高木：だ、ダメです。切れません。
美和子：何言ってんの？時間は後１０分しか…
高木：勇敢なる警察官よ～
美和子：え？
高木：君の勇気を讃えて褒美を与えよ。試合終了を踊る大きな花火のありかのヒントを表示するのは爆発３秒前、健闘を祈る。これが液晶パネルに表示された文字だと、コナン君が言ってました。何とかコナン君だけでも避難させたいんですが、多くの被害者を出さないためにも、コナン君がヒントを見て、僕が電話でそれを伝え、もう一つの爆弾が仕掛けてある場所を特定するしか方法はないみたいです。すみません。
美和子：高木君…
高木：でも、佐藤さんなら分かってくれますよね。
美和子：ばか！
テレビ：後４分。爆発まで、後４分です。まだ、タイマーは止まっていません。犯人さん、この放送を見ていたら、爆弾を、タイマーを止めてください。あなたに良心が残っているのなら。
犯人：ふん、良心か？
思い出の犯人１：ま、まだ信じられないよ、こんなにうまくいくなんて。
犯人：ん、じゃ、ラジオでテレビの音でも拾って俺たちの武勇伝でも聞いてみるか？
アナウンサ：爆弾のタイマーはまだ動いています。
犯人１：えっ？
アナウンサ：犯人さん、見てますか？
犯人１：ま、まさか、リモコンがうまく作動しなかったんじゃ？
犯人：ほっとけよ！金はもう手に入れたんだい。
犯人１：お、俺、警察に爆弾の止め方…
犯人：おい！
犯人１：教えてくるよ。
犯人：お、おい！待ってよ！
犯人１：あ～～
犯人：警察は、警察の野郎どのな！あいつの良心を利用して、あいつを、あいつを！
犯人：ふん、そのガキには悪いが、爆発したら、警察はガキを守るなってことになり、爆発前にびびって止めあがったら、ヒントが分からず、もっと大量に犠牲者が出る。ふんふん、そして俺はこのことをマスコミに公表し、警察の大醜態が白日の下にさらされるっていうわけだ。どっちにしても終わりだよ。貴様ら警察はな。

怪盗コナン

高木：ええ？あの暗号には、そんな意味が…
コナン：し～～あんまり大きな声出すと爆弾犯に聞こえちゃうから。
高木：あ～でも、そこに該当する場所は、東京には４００以上あるんじゃ。
コナン：うん。爆弾犯に気づかれないように今からそこ全部調べて爆弾を見つけるのはまず無理だし。
高木：あ？
コナン：その４００以上ある場所にいる人たちを一斉に避難させようとしたら、犯人の性格からして、遠隔操作で爆弾のスイッチを押しかねない。つまり、全員を確実に助けるには…
高木：ヒントを見て、ピンポイントで、その場所を調べて、爆弾を発見するしかない。松田刑事がやったように…だね？
コナン：うん。それにいるかもしれないんだ。そこに、この世で一番死なせたくない大切なやつが。ごめんね、高木刑事。
高木：あ、いや！な、コナン君、ついでだから、もう一つ教えてくれよ！き、君はいったい何者なんだい？
コナン：あ～～知りたいのなら、教えてあげるよ。
高木：お～～
コナンと新一：あの世でね…
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
アナウンサ：以前二人は救出されないまま時間は残り１分を、１分を切ろうとしています。
光彦：ちょっと、どういうことですか？コナン君と高木刑事、まだ中にいるんじゃないですか？
千葉：あ、いや～
アナウンサ：あ！たった今、機動隊にも大秘めれが出て模様です。
元太：車戻せよ！東都タワーに！
千葉：あ、危ない、危ないってな！
元太：戻せ！ほら、千葉、戻せよ！
哀：聞いてしまったのね、３年前と同じ悪魔の囁きを。
コナン：それくらい、俺がいなくたって、おめーら探偵団なら．．．
歩美：こ、コナン君…
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
コナン：後１５秒。高木刑事、用意できた？
高木：あ、君の推理は全てメールに打ち込んだよ。後は君が読み上げるヒントを打ち込んで、送信するだけだ。
コナン：そろそろ出るよ。最初の文字は、アルファベットのE, V, I, T！
美和子：いや～～
コナン：逃げろ、逃げろ！
新一：にげんるんだ！蘭～
蘭：えっ？新一？
コナンと新一：蘭！
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
美和子：高木君！
元太、光彦、歩美：ええ？
高木：こ、コナン君、早く次を…うあ～な、何を？揺れたら、爆弾が…えっあ…あれ？
コナン：やっぱり死ぬの怖いから。残りのコード切って止めちゃった。
高木：ええ？
コナン：ごめんね。
高木：じゃ、ヒントは途中で？
コナン：うん、EVTIだけじゃ、もう一つの爆弾の場所は分からないね。
高木：あ、ま～仕方ないっす。とにかく、レスキュー隊を呼んでここから助け出してもらおう。
犯人：ふ…やはり、臆病風に吹かれたか。爆弾を止めたのは坊主だが、世間は警察が止めさせたと思うんだろうよ。大勢の命を犠牲にして、自分たちだけ助かりやがったってね。ふんふんふんふん…
アナウンサ：お聞きください、この大歓声！爆弾は無事に止められました。しかも、何と、爆弾を解体したのはエレベータに閉じ込められていた少年だったのです。
小五郎：うん？
アナウンサ：では、その少年に聞いてみましょう？怖かったでしょう、僕？
小五郎：や～～こ？
コナン：うん。
博士：し、新一？
コナン：でも、警察のおじさんたちが分かりやすく教えてくれたから、簡単に分解できたよ。へへへ…
美和子：高木君。
高木：あ、あの、佐藤さん。
美和子：馬鹿ね！自分を責めないで。さ、残り２時間半、もう一つの爆弾を見つけましょう！
高木：あ～ええ～実は…
美和子：あ？
歩美：よかった、助かって！
光彦：コナン君なら、やってくれると思ってました。
元太：さすが、俺の子分だぜ。
コナン：ハハハハハハ…
哀：ま～止めて正解だったわね。見ず知らずの人のために、命落とすなんて、ばかばかしいことなんだから。
コナン：あ～そうだよな。きっと、爆弾犯もそう思っただろうぜ？
哀：うん？

怪盗コナン

園子：あ～～やっと、残り一科目。は～～どうしたの、蘭、受からない顔してさ？次は蘭の得意の国語でしょう？
蘭：あ、うん。今日はなんか車の出入りが多いなって。
園子：きっと、地下の体育倉庫に卓球台入れてるのよ。今度やる卓球の都大会、うちでやることになったらしいから。どうしょうなら、倉庫多くに置いてあるあの邪魔なドラム缶も持って出てくれればいいのに。
蘭：え？何それ？
園子：知らないの？あんなのが５つ置いてあるせいで、テニスのネットが脱出なくて、しょうがないんだから。
犯人：ふんふんふん…ついに見つけられなかったか？ま～今から見つけてももう逃げられやしだ。ふんふんふん、もう、残り５秒だからな。４，３，２，１，０！だん！おい？な、何故だ？どうして爆発しないんだ？え？くそう～仕方ない、遠隔操作で。ふん！あ？
目暮：残念だが、電話の相手はもう話せぬそうだ。爆発物処理班がひそがに学校に入り。あんたが仕掛けていた盗聴器に気づかれずに鬼音をかけず、ドラム缶に入った爆弾は５つともばらばらに解体してしまったからな。おや？その顔はどうしてその場所が分かったのかって顔だな。あの暗号文から東都タワーと、爆破予告する時間を意味する文を除くと、こうなる：俺は剛球豪打のメジャーリーガー、さあ、延長戦の始まりだ、出来のいいストッパーを用意しても無駄だ、最後は俺が逆転する。メジャーリーガーというのは英語に直せというキーワード、出来のいいストッパーは防御率がいい投手のこと、英語で延長戦はentraining game、防御率は略して、ETA、 エクストラのEXTRAから無駄なEXAを取ると、ＸＴ。ＸＴをたてに書いて、最後に逆転すると、“文”という漢字になる、学校を示す地図記号にな。そして、一つ目の爆弾の液晶パネルに表示されたヒントのEVIT、これは『探偵』の英語表記：detectiveの綴りを逆にして流れ単語順の１部だ。そして、探偵を逆にするとていたん（帝丹）。帝丹と言う名の学校は小、中、高、大とあるが、この冬休みに生徒が大勢集まっているのは、全国模試をやっている。帝丹高校しかないというわけで。ちなみに野球場に似せる爆弾を置かなかったのは、野球グラウンドむつ高校から目をそらしたかったから。まぁ～油断にこんな目立つ場所から双眼鏡で帝丹高校を見ていた、あんたの負けだな。
犯人：ふん～～どけ！あ～～！
高木：危ない！え？
目暮：しまった！さ～～
高木：佐藤さん！
犯人：くそ～～あ～～
目暮：い、いかん！
高木：佐藤さん！
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
犯人：ま、待って！お、お、俺じゃないんだ！ほ、ほら、よくあるだろう？頭の中で、子供の声がしたんだよ、警察を殺せって。いや～誰でもいいから、殺せって！そうさ、だ、だから、俺のせいじゃ…
美和子：えっ？こ、こんなやつに…こんなやつに、こんなやつに！や～！
犯人：え？
高木：佐藤さん！
犯人：あ～～
美和子：何するの？邪魔しないで！
高木：ダメです。佐藤さん。
美和子：放して、放してよ！あんなやつの、あんなやつのせいで…だから放して！あっ？あ？
高木：何やってるんですか？佐藤さん！いつも、佐藤さんが言ってるでしょう？誇りと使命感を持って、国家と国民に奉仕し、恐れや憎しみにとらわれずに、いかなる場合も人権を荘重して、公正に警察職も執行しろって。そう言ってたじゃないですか？
美和子：うん…だって、だって…
高木：そんなんじゃ、松田刑事に怒られちゃいますよ。
美和子：ばか、ばか、ばか！忘れたいのに、忘れさせてよ！ばか！ふん…
高木：ダメですよ、忘れちゃ。
美和子：えっ？
高木：それが大切な思い出なら、忘れちゃ、ダメです！人は死んだら、人の思い出の中でしか生きられないんですから。
美和子：高木君、高木君…
目暮：おい！何だ？今の銃声は？うん？ん？ん？
高木：あ～いや！
美和子：威嚇で、一発だけ。
目暮：まさか、キズでもうしたんじゃ？
美和子、高木：や、き、キスなんでしてませんよ！
目暮：あ？
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
博士：しかしも、よく止められたもんじゃな。行動切る時間は３秒もなかったじゃろう？
コナン：まあ～もともとヒントの途中で分かったら、すぐに切るつもりで、ペンチを握ってたからな。高木刑事を死なせるわけには行かなかったし。
哀：でも、さすがね、EVITだけで、detectiveの逆の綴りだと分かるんだなって。
博士：まったくじゃ。
コナン：馬鹿野郎、分かるに決まってるんだろう？心の中で、そこじゃなきゃいいって、ずっと思い続けていたんだからよ。
＊                                                ＊                                                ＊                                                ＊
目暮：おい！佐藤君、白鳥君の見舞いに行くぞ！
美和子：あ、はい！今行きます。…バイバイ、松田君。でも、でも、忘れないからね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（終わり）

不吃鱼的猫

HUHU...终于贴上来了捏.....难怪到现在才贴好.....有这么多啊~~~叹~~

真赤な稻妻

女子贝占!!!阿姐的东东不顶不行!

哉跟头

加星加星。。。申请WW去了。。。
台词贴可是我们的老本行啊。。和和~~~

我也超喜欢松田~~~~~~~~!!!!!!

怪盗コナン

谢谢斑竹厚爱。其实中间有些我也听得不是很清楚，而且因为没有字典，所以也不很确定。做了整整3个礼拜哦，HOHO。
下期预告：345TV special.敬请期待。

ymb

jj辛苦了。。。

Hayashi

在下今天才看到啊~~~~你是个好人~~~~~马上去把这集再看一遍去……

什么时候在下也可以到听写台词的地步呢……

千鳥蘭

好长。

辛苦了。收藏到我的blog