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事务所专题-柯南20周年纪念事件簿
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※★※07夏档日剧讨论专用贴※★※

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最后的银色子弹

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发表于 2007-7-3 20:06:38 |只看该作者
哈哈 我下午猜搜到HD的RAW...刚看完  笑死我了  太EG了 2个人演的太强了 超期待第2集啊....
僕はいつでもゆきりん推し!ほらチームB!「夢中にさせちゃうぞ」
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最后的银色子弹

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发表于 2007-7-3 20:19:16 |只看该作者
欢迎树同学加入追片队伍~~~电脑好了就在LV真是爽~

谢谢小兰的表扬哈哈...你不能追啦..那到差不多时我来推荐几部好来~

小N....YOU ARE超うるさい!!!!!!!!!!
没觉得结衣有什么漂亮~~~哼!
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发表于 2007-7-3 20:30:41 |只看该作者
- -|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

其实我是纯水抗议- -||
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侦探

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发表于 2007-7-4 10:06:17 |只看该作者
楼上的这帖算不算纯水?
人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり 一度 生を得て 滅せぬ者のあるべきか
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最后的银色子弹

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发表于 2007-7-4 14:31:05 |只看该作者
树JJ引用下就知道了- -.....
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侦探

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发表于 2007-7-4 18:40:32 |只看该作者
果然……………………
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发表于 2007-7-4 18:51:05 |只看该作者
树J貌似连字体颜色也忘改了- -....
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东之工藤

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发表于 2007-7-5 08:34:43 |只看该作者
日剧王道啊。。。哇卡卡。

EMULE天天开着也觉的下不完。。。太多要看的太多好看的。

果然还是这里预报的全。
时间无言 如此这般 你的故事讲到了哪
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发表于 2007-7-5 14:28:40 |只看该作者
花盛り的主题是愛ちゃん的啊 啊啊啊啊
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发表于 2007-7-5 15:40:12 |只看该作者
这个好歹比某丑女强~~~
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发表于 2007-7-5 18:34:44 |只看该作者
只要自己觉得好看就行了-v-
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发表于 2007-7-5 20:55:40 |只看该作者
昨天看了偷偷爱着你第1集
堀北好可爱~~
南学长那个啥的
还是哲哲演的帅
其他的都很好呢
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发表于 2007-7-5 22:22:36 |只看该作者
今晚女神的片子就播了?!
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发表于 2007-7-5 23:13:56 |只看该作者
...花盛り很不错啊!!!
哈喜欢崛北里面的扮想..哈哈老可爱的~嗯嗯~
这才叫有腔调啊小N!!
这剧有前途~

刚看好向牛许愿...原来是治愈系的片子啊~~
看生好小牛,小牛站起来时那个激动啊!!!
あたし。。。やっば、動物が大好き!

感觉这个翻译玩过动物之森的..里面也翻村公所= =~~~
看这片就联想到牧场物语~~

现在等深田美咲的戏了..HOHOO~~
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发表于 2007-7-5 23:14:59 |只看该作者
原帖由 Nicole 于 2007-7-5 18:34 发表
只要自己觉得好看就行了-v-


这点你算说对了...那你自己觉得好看就成了,不要到处嚷嚷知道伐~
嘘~
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发表于 2007-7-5 23:22:53 |只看该作者
原帖由 哉跟头 于 2007-7-5 23:13 发表
...花盛り很不错啊!!!
哈喜欢崛北里面的扮想..哈哈老可爱的~嗯嗯~
这才叫有腔调啊小N!!
这剧有前途~

刚看好向牛许愿...原来是治愈系的片子啊~~
看生好小牛,小牛站起来时那个激动啊!!!
あたし。。。やっば、動物が大好き!

感觉这个翻译玩 ...

- -|||||||||||||||||||||||||||||||||||||

就知道 你会看小牛片的 纸巾JJ否则无用武之地了...

原帖由 哉跟头 于 2007-7-5 23:14 发表


这点你算说对了...那你自己觉得好看就成了,不要到处嚷嚷知道伐~
嘘~

- -||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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发表于 2007-7-5 23:36:41 |只看该作者
....小牛片真的有杀伤力啊....激动激动~~
而且那个男的...还真的是..真演啊~~接生的说
不像奇迹动物园里的大象...其实是假的....虽然也哭死了~
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发表于 2007-7-5 23:40:05 |只看该作者
恩 很真实 小牛牛占不起来的样子心都软软的看了..- -  你是不是用掉2包纸巾啊- -   香里奈小姐姐貌似更PP了感觉

ps:上线呀= =...
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39
发表于 2007-7-6 03:53:23 |只看该作者
プロポーズ大作戦 最終話(第11話)あらすじ
フジテレビ 2007/06/25 (月) 21:00~ OA 
「涙の告白は奇跡を呼びますか」


この記事は、★あらすじ(ストーリー)だけです。
感想( ★はじめに)や、
★気になるもの ★今週の役者 
★恒例の配役 (クレジットに流れた名前の役者さん配役表と関連情報)
が書いてある本記事は、 こちら  からどうぞ。

注意:
この記事にコメントとTBはできません。
お手数ですが、本記事の方にお願いいたします。

今のブログの順位は・・・こんな感じ・・
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★あらすじ    
 (健の心の声(緑色)、礼の心の声(オレンジ色)、で語るあらすじ)
 
(回想小学校5年生の時)
「僕が責任を取ります!礼を、一生面倒見ますから」(健北村海斗)
「まあ!」と礼奈(宮崎美子)が、その可愛らしい行動に微笑む。
すると礼(松元環季)が、
「よろしくお願いします!」と頭を下げてニコニコ!
  
礼(長澤まさみ)が会場を出ていく。
さっきの言葉を思うと、健(山下智久)は人を掻き分け表に走り出た。
会場外を歩いている礼。
健は後ろから礼の腕を掴むとそのまま手を引き、走り出す。
「ちょっと!どうしたの?!」
健と一緒に走る礼。
健は礼の手を引き、走り続けていた。
 
「奇跡の扉を探し続けるんだよ!どうしても運命を変えたい!
 そう願い続けることしか、奇跡の扉は開かないように出来てる!
 奇跡の扉を開ける鍵は、お前の心の中にしかないんだよ!
 お前はそれに気付いていないだけだ」 (妖精)
 
健が、妖精の言葉を思い返しながら走った。
途中タクシーを拾い、やってきたのは、
小金井市立花岡小学校。二人の小学校だ。
  
「どういうつもり!?」
と、礼は怒るが、健は校舎へと歩き出す。
「ねー!聞いてんの!」
後を付いていく礼。
 
3
2教室。
懐かしそうに教室を歩く礼。後ろの棚にある図書を取り上げて、
「懐かしい!ね、まだこの本置いてあるよ」(礼)
「それ俺も読んでた」
と健が『二十面相の呪い』を礼に見せると、
「これもあったよな?」
「あー、あった!私は、怖くて読めなかったけど・・
 卒業して10年以上も経っているのに、まだ残っているんだね」
礼は懐かしそうにしていると、後ろに張り出されている習字をみて、
「あ!健と同じ名前の子がいるよ!
 誰かさんと似て、あんまり上手くないね、しかも『愛』だし」
健が黙って受け流す。
「なんで、ここに来たの?」
「わかんない」
「え?」
「よくわかんないけど、気付いたらここ来たいって思ってた」
「もう、バッカじゃないの?びっくりしたよ。
 聞いても何も答えてくれないし。アハハ、もう・・
健が掃除ロッカーを開けてみると、モップが顔に落ちてくる。
「痛っ!」
「ダッサー!よくそういう悪戯してたくせに。アハハ・・
 ね!ここの席覚えてる?ハハ・・こんなちっちゃいんだね
 これが丁度良かった頃があったんだもんねー」
礼がその席に座る。
 
(回想小学校3年の教室)
「転校してきた吉田礼です。よろしくお願いいます!」パチパチと拍手するクラス。
健の隣に座る礼。  (回想END)
 
と、思い浮かべながら、健がその隣の席に付く。
「すっごい不思議だよね。
 この学校に転校してこなかったら、健と会うこともなかったわけでしょ?」
・・そんなこと言ったら・・このクラスじゃなかったら、絶対仲良くなってないから」
「ううん、最初にこの席に座ってなかたら、仲良くなってなかったと思う。
 この席で、健に消しゴム貸してもらってなかったら、
 私たち、多分、幼馴染っていう関係にはなっていなかったんだと思う」
・・・
 
(回想小学校3年の教室)
礼が授業中、消しゴムがなくて困っていると、隣の席の健が自分の消しゴムを
二つに割って礼に渡した。
「ありがとう、健三君」 (礼) (回想END)
 
「この席じゃなかったら、全然違う今があったのかもしれないんだよね。
 なんか不思議」(礼)
暫く二人は昔の雰囲気のまま座っていた。
 
OP)
 
パーティー会場。
幹雄(平岡祐太)は片付けものをするふりをしてキャビアをつまみ食い。
尚(濱田岳)がそれに気付く。
「あ、お前何やてんだよ!おい!」(尚)
「残飯処理も立派な仕事だろ」(幹)
「屁理屈言ってんじゃねーよお前!ありゃ?あ~ん・・
幹雄が尚の口にキャビアを突っ込む。
「立派な仕事だ・・・
その味にとろ~んとなる尚。
「ツル、シャンパン取ってきて」(幹)
「ワインがあるよ、ワイン」(尚)
「シャンパンじゃなきゃキャビア本来の味が引き立たないんだよ」
「ただっちえよ!コラ!・・あ~ん・・
また尚はキャビアを突っ込まれ、
「フフ~~ン」(尚)
「ん~~ん」(幹)
 
そこへ、多田(藤木直人)がやって来た。
「幹雄君」
慌てるふたり!
「あとで、集合写真の撮影お願いしてもいいですか?」(多田)
幹雄が慌て飲み込む。
「いいっすよ。その為に、カメラ持ってきたようなもんなんで」(幹)
「助かります!あ、それから、礼見かけませんでしたか?」(多田)
「そういえば見てないですね。」(尚)
「化粧直してんじゃないですかね。さっきまでそこにいたんで」(幹)
「そうですか・・じゃ、もし見かけたら、探していたと伝えてもらえますか?」(多田)
「了解しました」(尚)
「はい」(幹)
多田はあたりを探しながら行ってしまう。
 
「あのさ、健もいなくね?」(尚)
「あいつの人生で一番の勝負をしに行ってる」(幹)
「うん?何?競馬?パチンコ?」
「まー、ある意味かなりのギャンブルだな。本気で一発逆転狙ってるし」
「あいつそんな負けたのかよー。昔からギャンブルのセンスないからなー」
「チャンスには滅法弱かったな」
「それで勝ちたいんだか勝ちたくないんだかわかんないしさー」
「今回初めてじゃねーの?本気で勝ちにいこうとしてるのって」
「勝てると思う?」
「フン、どうなんだろうな」
 
校庭。ブランコに腰掛ける礼。
「昔は、こういうのが楽しかったんだもんね」(礼)
「一時間でも二時間でも平気で遊んでられたもんな」(健)
「よいしょ!」
礼がブランコに乗って漕ぎだす。
「健は、鉄棒だけは得意だったもんね」
「鉄棒だけって何だよ。俺苦手なものねーし」
「野球は?」
「バカ!ふざけんなよ」
「だって、ずーっと補欠だったじゃん」
「監督に見る目がなかったんだよ」
「そうかなー。あ!泳げないじゃん!」
「泳げるし!」
「あれは、泳げるって言わないから」
「ちゃんと25メートル泳いでたじゃん」
「だ・・ あれは、溺れそうになって暴れてたら、25メートル進んだだ~け。
 ほーんと、負けず嫌いなんだから」
と、礼はブランコから飛び降りる。
 
鉄棒をやろうとする礼。
「ドレス汚れるぞ」()
「いいの。ドレス着て、この鉄棒やる人私が初めてだと思わない?」(
)
「日本中探しても、お前一人だよ」

「フフフ・・
礼は微笑むと前周りしてみせる。
「すっごい懐かしい感覚!健もやってみなよ!」
「俺はいい」
「逆上がりやってよ」
「いいって!」
「あー、もう出来ないんだ」
礼が鉄棒に頬杖をついて健を笑う。
すると、健は逆上がりをしてみせる。
「俺、天才!」()
「フフフ
・・・(
)
健が礼を見ると、礼が恥ずかしそうにしている。

「今だったらグライダー出来るかな」()
「やめとけって」(
)
「冗談だよー
・・・あの日もさ、そう言って止めてくれたよね」

・・・
 
(
回想小学校5年生の時)
校庭の鉄棒に逆上がりする健は
「俺さ、こんなこと出来るようになったんだぜ」
と、礼にグライダーをして見せる。
「私だって出来るもん!」
と、礼も真似して飛ぶ、が、背中から落ちて肘を切ってしまう。
 
「なのに私が無理して。怒られたのは健だったね」()
「ホント、いい迷惑だったよ」(
)
「だって!無理って言われれば言われるほどやりたくなるんだもん。

 特に・・・健に言われるとそうだった
 ねー、グライダーとかちょっとやってみてよ」
「出来ねーよ。てか危ねーよ、お前」
「フフフ・・・じゃあ、そろそろ行こうか」
と、礼が歩き出す。
・・・礼!」
「うん?」
礼が振り返る。
「一つ聞いてもいい?」
「うん、いいよ」
「人生で、やり直してー事とかってねーの」
「え?」
「後悔してる事とか、ねーの?」
 
パーティー会場。多田は礼を探している。
「そろそろヤッベーな」(幹)
「うん?」(尚)
「こっちの話」()
 

校庭。
「私ね、高校の頃とか、何で私たちは幼馴染なんだろうって、ずっと思ってたんだ
 幼馴染じゃなかったら、もっと素直になれてたかもしれないとか、
 こんなに苦しい思いしなくてすんだのに、とか、いろいろ思った。
 でも、そこを否定するのは、違うって気付いたの
 その時は、辛かったり、失敗だなって思ったとしても、
 それがなかったら、今の私がここで笑ってないって思ったら、
 後悔することなんて、一つも無いって思った。
 私・・・健に出会えて本当に良かったって、思ってる・・アハハ・・()
「今、珍しく素直だって思ったでしょ」(
)
「これから先、いろんな事があると思うけど、健の存在だけは、変わらないと思う

 今までずっと、健の前では素直になれなかったけど、
 健がいてくれたから、今の自分がいるんだって、思ってる。
 ・・・ありがとね。本当に、ありがとう」
と礼は健に深々と頭を下げた。
 
「礼は、過去に逆らうことなく、今を生きていた。
 過去の全てを受け入れて、ゆるぎない今を生きていた。
 過去をやり直そうともがいてきた俺にとって、
 礼の潔さはまぶしく、そして胸に染みた。
 どうして子供の頃、あんなに簡単に出来たことが、
 大人になると複雑で、難しくなってしまうんだろう」 (け) 
 
(
回想小学校5年生の時)
「僕が責任を取ります!礼を、一生面倒見ますから」(健)
  
あの時を思いだすと、健は鉄棒に飛び乗る。
驚く礼。
鉄棒に両足を掛け、健がグライダーを飛び、見事着地!
礼はそんな健を微笑んで見ていた。
 
「たかがグライダーだったけど、まだ飛べる。そう思えた」  
  
バーガーショップ。
「よし、保っちゃん、もう行くね!」
エリ(榮倉奈々)は、多田のパーティーに出かけようとしていた。
「オウ、気をつけてな」(保菊池健一郎)
ふと、『Don't Knock New York』の看板!を見ると、
その『自由の女神の冠』の角には、指輪が光っていた。
「あ!・・・
エリはそれをはずしてみる。
指輪の内側を見たエリは目を丸くする。
 
会場へ戻ろうと歩いている健と礼。
 
「失敗することよりも、やらなかった後悔の方が何倍も辛いことを、あとから知った
 今進もうとしている先に、奇跡の扉があるかもわからないけれど、
 自分自身を、信じてみようと思った」  
 
CM)
 
パーティー会場。
「ツルー!」
エリが到着した。
「おー、エリじゃーん」(尚)
「ね、礼は?」(エリ)
「なに来て早々・・ね、礼は?じゃないでしょ!ね!他に言うことかるじゃん!」
「礼は?」(エリ)
「いや・・さっきからいないんだよ・・
辺りを見渡すエリ。
「いるじゃん」
「え、嘘!あら、いつの間に・・・
 
健は幹雄を探していた。
「びっくりした!戻ってきたなら言えよ!」
と、幹雄が突然の健の登場に驚く。
「どうだった?一発逆転狙ってきたんだろ?」(幹)
「やっぱ・・・日程、変更した」(健)
「は?」
「どうせるなら、大安、吉日?」
「そっか・・
 
多田と楽しそうに話をする礼。
「多田君、ちょっと・・」(パーティー参加者)
多田が呼ばれて行ってしまう。
一人になった礼の所にエリがやって来た。
「礼!」(エリ)
「エリ!間に合ったんだ」(礼)
・・・ちょっといい?」
「うん?」
 
控え室。
「あら、勝負しに行ってるんじゃないの?何やってんの・・・・・・」(尚)
幹雄が尚の口を押さえて・・
「日にちが悪かったみたいよ。大安吉日のほうが良かったみたい」(幹)
「若いのに。ゲンなんか担ぎやがって。お前!」(尚)
「うるせー!」(健)
「うるせーじゃねー!お前がいな・・うぅ・・・」(尚)
再び口を押さえる幹雄。
「おい、ちょっと、こっち手伝って」
と、関係者に呼ばれる。
「はい、すいません」(幹)
 
部屋に残った健は、カメラを見つめる。
 
会場の外。
深刻そうなエリに礼が声をかける。
「どうしたの?」(礼)
黙って先を進むエリ。
「おい、どうした?」(礼)
エリが立ち止まって振り返る。
「私ね、礼は一番の親友だと思ってる」(エリ)
「急にどうしたの?・・フフ・・」(礼)
「礼が幸せになることを本当に願ってるの。
 どうしようか、すっごい迷ったんだけど、礼は、本当に大事な人だから、
 だから、ちゃんと納得のいく答えを出してほしいって思ったの」
「ねえ、さっきから何の話してるの?」(礼)
エリは礼の手を取ると、何かそっと握らせる。
「ただの偶然だと思って、見過ごしちゃえばいいだけの話なのかも知れないけど、
 私の手元に、こうして巡ってきたことに、何か、意味のあるような気がして」
エリはじっと礼の目を見詰め、頼むよと言っているようだった。
「ねえ、エリ・・・」(礼)
が、エリは会場に戻ってゆく。
残された礼は手をゆっくりと広げると、そこには指輪があった。
指輪の内側書いてあるものに礼は気付く。
 
控え室。カメラを用意している健。
 
「過去に戻って、礼の為に無我夢中で走ってきた。でも、
 今という時間の中で、礼と向き合うことはまだ一度も出来ていなかった」  
 
指輪を見つめる礼。
 
「そう。俺にはやるべきことが、一つだけ残っている」  
 
控え室。
カメラのタイマーをセットすると、後ずさりしてカメラの前に立つ健。
 
指輪を見続ける礼。
 
カメラのタイマーが点滅する。
 
指輪を持ち、呆然とする礼。
 
タイマーの点滅の間隔が短くなる。
 
今にも泣きそうな礼。
 
タイマーの点滅間隔がさらに短くなる。
 
指輪をぎゅっと握り締める礼。
 
カメラの前に立つ健。
 
会場のほうを見る礼。
 
カメラのフラッシュが光る。
閃光に包まれる健。  (ハレルヤ叫び声なし)
 
礼の目の前の小窓が光る。
礼は光ったところを見る。
 
・・・
 
次の瞬間、健が目を開くと、外でタバコを吸っていた。
 
「何かさ、これからどんどんこういう事増えるんだなーって思ったら、憂鬱じゃね?」
と、幹雄が健に言っている。
「え!?」(健)
「どうしたの?」(幹)
そこは、披露宴会場外の噴水の前。
 
「どうなってんだよ・・何でここなんだよ・・  
 
そこへ尚が走ってきた。
「おい!おい!おい!おい!おい!おい!
 お前ら呑気にタバコなんか吸ってる場合じゃねーぞ。
 保ちゃんがハンバーガー作り始めた!」
「マジで!?」(幹)
「早くしないと被害者が続出してる!オイ!ほら!行くぞ!」
尚は幹雄の腕を掴んで連れて行く。
 
「これって・・・スライドショーが始まる前だよな。何で・・・  
 
「おい、健、ほら!」(尚)
「あ・・俺これ吸ってから行くわ・・」(健)
「わかった!おい、幹雄!行くぞ!」(尚)
 
「どうなってんだよ・・  
 
「エヘン!エヘン!」
咳払いに健が振り返ると、そこに妖精(三上博史)がいた。
「何度も言ってきたが、お前が過去でやろうとしたことは、
 たかだか過去の数時間を変える作業だ。
 身を持ってわかったと思うが、自分の気持ちや考え方ですら、
 そんな短い時間で変えられるもんじゃ~ない。
 ましてや人様の感情だ。
 変えることは非常に困難だと言わざるを得ない。
 過去ではなく、現在で勝負しようって決めたんだろ?」(妖精)
・・・ええ。これが本当に正解かどうかわかんないっすけど、決めました」
「今まで過去に戻って、後悔したことを全力でやり直してきました。
 もう後が無いのに、最後の一歩が踏み出せなかったことも、
 頭でばっか考えて、空回りしていたことも、
 最後の最後まで、正面から気持ちをぶつけられなかったことも、
 結局自分なんだなって、改めて実感しました。
 そう思えたのも、過去に戻してもらったおかげです。・・本当に、感謝してます」
そう言い頭を下げる健。妖精が微笑んであるきだす。
「大事なことは、過去を嘆く今ではなく、今を変えようとする未来への意思だ。
 (妖精が振り返る)
 教会で最初に見かけたときとは、別人のような顔をしているな」(妖精)
「そうですか?」
「あの時は、この世の果てから帰ってきたような酷い顔をしていた。
 今は・・・若い頃の俺そっくりだ」(妖精)
「どうせいか!」
健が突っ込もうとした手を掴んで止める妖精。
「妖精に対して、その突っ込みは不適切だ!・・フフフ」(妖精)
健も笑うと、
「すみません!」(健)
「不思議なもんで、出来の悪いヤツほど目をかけてやりたくなるもんだ。
 歴代見てきた人間の中で、
 お前の意気地の無さと往生際の悪さは、群を抜いていた。
 彼女を思う気持ちも、群を抜いていた。
 お前の成長、俺は心から喜んでいる
 そしてお前のこれからを、楽しみにしている
 過去からここへ戻したのは、俺からの置き土産だ」
「置き土産?」
「過去に戻って必死にもがき苦しみ、
 ようやくたどり着いた答えを披露するにふさわしい場所を、俺は用意してやった。
 求めよ!さらば与えられん。
 尋ねよ!さらば見出さん。
 扉を叩け!さらば開かれん」
健に手を差し伸べる妖精。
健がその手を取り、二人はがっちり握手する。
妖精は健を抱きしめ、背中をポンポンとたたく。
「さあ!胸を張っていけ!」
ポンともう一度たたいて健を送り出す。
・・・はい!」
健は妖精をじっと見ていたが、妖精が健を再び見ることは無かった。
健が歩き出すと、妖精は健を目で送り、帽子を被ると指を鳴らした。
健の髪を風が揺らす。振り返ると、妖精はもういなかった。
(ここは良かったねー、一番良いシーンだった)
 
披露宴会場入り口。
受付の二人(南好洋)(平良千春)が携帯ワンセグで、
ソクラテス(渡部豪太)のテレビショッピングを見ている。
「ソクラテスのテレフォンショッピング!
 値段の安いソクラテス価格の2290円でのご提供。
 これは安い!」
2290・・」(南好洋)
「ね、これ、すっごい安いねー」(平良千春)
その前を通り過ぎ、会場に向う健。
 
CM)
 
披露宴会場。
「それでは、新婦の小学校時代からの親友であり、
 新郎とも大学の講師と生徒の関係でありました、
 岩瀬健さまより、メッセージを頂戴したいと思います」
と司会の御法川潤蔵(山崎樹範)。
会場は拍手・・が、健が居ない。
「岩瀬さま・・」(司会)
やっと会場に現れた健。
「何やってたの・・遅いよー」(エリ)
「笑わしてくれるんだろうな」(幹)
「びびってんじゃねーぞ!」(尚)
覚悟を決めると、マイクに向う健。
礼の父貴礼(森本レオ)、母礼奈(宮崎美子)、伊藤先生(松重豊)、保、
多田、礼たちに見送られ、拍手の中、マイクの前に立つ健。
 
・・・多田さん、礼さん、ご結婚おめでとうございます。
 (二人に頭を下げる)
 礼さんとは、小学校からの同級生で、
 学生時代のほとんど一緒に過ごしてきました。
 昨日、小学校の時の卒業アルバムを開いてみたら、
 将来の夢を書く欄に、かわいいお嫁さんになりたい、と書いてありました。
 まあ、今現在、かわいいかどうかは、多いに疑問ですが・・
 
会場が受けて笑う。
 
「すっげー可愛いっつーの!」(尚)
「お前が言うなよ、お前が」(幹)
 
「ともあれ、小さい頃からの夢が叶ったことを、
 友人として、とても嬉しく思います。
 (長い間)
 多田さんには申し訳ないですが・・・
 礼が結婚を諦めてくれればいいと思ったことがあります・・・
 礼を連れ去ってしまいたいと思ったこともあります」
 
「おい!酔っ払いすぎだぞ」(尚)
 
14年間、楽しいときも、辛い時も、苦しい時も、ずっと一緒に過ごしてきた礼を、
 幸せに出来るのは、僕しかいないと本気で思っていました。
 気に食わないことがあると、すぐにふてくされる礼を、
 掃除や仕事をサボっていると、すぐに怒り出す礼を・・・
 意地っ張りで、全然素直じゃない礼を・・・
 一番知っているのは僕です。
 強い人間に見えて、実はすごく繊細な礼を・・・
 自分のことは二の次で・・・
 誰よりも仲間思いな礼を・・・
 ユニフォームの洗濯が、抜群に上手い礼を・・・
 いつもただ、そばにいてくれた・・
 礼を・・・
 一番必要としていたのは、僕でした。
 でも結局、心の中で思っているだけで、
 礼の前では一度も素直になれませんでした。
 あんなに側にいて、いつでも言えると思っていた言葉が、
 結局一度も言えませんでした。
 たった一言が・・・
 一度も言えませんでした・・・
 僕は・・・
 僕は・・・
 礼のことが・・・
 好きでした!」
 (礼の頬に涙が流れる。)
 正直言うと、今でも礼のことが好きです
 (涙が止まらない礼。)
 でも礼は・・・
 今日多田さんと、結婚します。
 悔しいけど・・・
 結婚してしまいます。
 礼の存在は、僕の中で、すごく大きかったから・・
 この言葉に、たどり着くまでに・・
 ずいぶん時間がかかってしまいました。
 礼・・・
 (健は礼の方を向いて)
 結婚おめでとう。
 (じっと健を見詰める礼)
 幸せになれよ。
 (下を向いてしまう礼)
 幸せになんなかったら・・・
 幸せになんなかったら・・・
 (健は嗚咽しながら)
 マジで許さないからな」
 
聞いていたエリが涙を手で押える。
礼の母礼奈が微笑んで頷いている。
 
健は会場の皆にお辞儀をする。
すると、尚が拍手。エリも続いて拍手。
そしてみんなが健に拍手を贈る。
礼と多田が立って健にお辞儀をする。
幹雄たちの元へ戻っていく健を、礼は切ない表情で見つめる。
拍手の中、尚、幹雄、エリのところに戻った健は、
いたたまれず会場を去っていった。
涙を流す礼の姿を見つめる多田。
 
健は教会に向っていた。
  
CM)
 
「ただ今より、スライドショーをお楽しみ頂きます。」(司会)
 
礼は唇をかみ締めながらスライドを見ていた。
 
その頃、健は教会で一人泣いていた。
 
「私の側には、いつも岩瀬健がいた」 
 
次々に出てくるスライドには、礼の隣にはいつも健が写っている。
 
「私の思い出には必ず、健の姿があった」 
 
(第1話回想)
「約束したからな、俺が甲子園に連れて行ってやるって」(健)
 
教会で泣いている健。
 
(スライドコーヒー牛乳の時の写真第2話)
 
「健の優しさは、いつもどこか寄り道をして、ちょっとだけ遅れて私に届く」 
 
(第2話回想)
「何これ?」(礼)
「明日の俺が忘れないように」(健がコーヒー牛乳引換券を渡す)
 
教会で泣いている健。
 
「今なら気付けるその不器用な優しさに」
 
(スライド多田の教育実習最後の日第3話)
 
「あの頃の私は、なかなか素直になれなかった」
 
(第4話回想第2ボタン)
「あなたが真心込めて手入れをしてくれた、このユニフォームこそ、
 私の高校時代の証です」(健)
ユニフォームの第2ボタンを渡された筒から出す礼。
 
「嬉しいのに嬉しいと言えない自分が、いつももどかしかった」
 
(第5話回想明日やろうは馬鹿野郎)
「いつも近くにいると思って、先延ばしにしちゃダメなんだよ
 明日やろうは馬鹿野郎なんだよ!」
健はそう言うと、礼の腕を掴み外へ飛び出した。
 
「傷つくのが怖くて、最後まで勇気を持てなかったのは、私だった」
 
(第5話回想明日やろうは馬鹿野郎)
アパートの階段を上がる礼を追いかけ、健は左腕を掴むと、振り返った礼に、
健は迷わずキスをした。
 
「健の優しさを信じきることが出来ず、諦めてしまったのは・・・私だった」
 
(第6話回想10代最終日何を卒業しますか)
橋の上。礼は健へのラブレターを紙飛行機にして川に飛ばし、
10
代の思い出とお別れした。
 
「もう振り返らないって決めて、一方的に目をふさいでしまったのは・・私だった」
 
教会で泣いている健。
 
「健は、いつも本気で投げ続けていた」  
 
(第7話回想恋と花火はいつ散りますか?)
健は投げる前に礼の傍に行って、
「礼」()
「ん?」(
)
「もし、これ、一発で当たったら、俺と付き合うの決定な」(
)
「え!」(
)
構える健。

見守る礼。
健が風船を投げる。
缶に命中!
 
(第9話回想最後の一瞬に何を賭けますか)
「こんなにずっと一緒にいるのに、ケンゾーは何もわかってないよ
 ・・・何にもわかってない」(礼)
礼はそう言うと、また向こうに歩き出した。
健が追いかけ、礼の背中から抱きしめる。
・・・頼む。行かないで欲しい・・・俺と結婚しろよ」
 
(第11話回想)
パーティー会場を抜け出し、礼の手を引いて小学校へ走る健。
 
涙を抑えてスライドを見る礼。
 
教会で泣いている健。
 
それでも涙が溢れ出す礼。
 
健は手で涙を拭うと教会を出ていく。
 
「受け止めきれなかったのは・・・私のほうだった・・・  
 
スライドが終わり、会場が明るくなると、礼の頬を大きな涙が伝う。
 
「礼?」多田が声をかける。
礼は涙を手でぬぐうと、
「ごめん・・・なんか、色々思い出しちゃって」
と、礼は無理に微笑む。
 
式場通路。
お色直しに向かう多田と礼。
「先に行ってもらえますか」(多田)
「分りました」(係り)
二人になると多田は礼に言う。
「礼」(多田)
「え?あの・・・何?」(礼)
「僕は、誰の手にも変えられない運命って、絶対に存在すると思っている。
 それがどんなに困難に見えても、結ばれるしかない運命って、あると思ってる」
 もし、何か迷っていることがあるんだったら、はっきりさせてくえば?」
・・・え?」
「二十歳の誕生日の時と、同じ顔をしている」
・・・
「あの時は、前からずっと抱えていた問題の答えを探すか、
 目の前のコンペの課題を取るか、どっちにするかで迷ってたでしょう?」
・・・
「今、あの時と同じ顔をしてる」
・・・
「もし、礼が迷ってるんだったら、今から、賭けをしない?」
・・・賭け?」
「うん」
多田がカフスボタン一つシャツの袖から取り、礼に見せる。
「確率は2分の1
 もし、ボタンのない方を選んだら、綺麗さっぱりあきらめる。
 (後ろに手を回す多田)
 もし、ボタンがある方を選んだら・・・
 今抱えている問題をはっきりさせてくる」
・・・
「大丈夫。僕達が、本当に離れない運命にあるんだったら、心配ない」
多田がボタンを一方に隠した両手を差し出す。
「選んで」
ためらいながら、多田の右手にそっと触れる礼。
多田がゆっくりと手を開くと、ボタンがあった。
「行ってきな」(多田)
・・・
「礼が選んだんだよ」
涙を堪えながらどうしたらいいか分らない礼。
「ほら!礼!」
と、多田は微笑ながらも、少しきつく礼に行くように言う。
礼は頷くと、多田もふっと笑う。
そして礼は多田の横をすり抜け、走り出す。
振り返って礼を見送る多田。
 
式場を飛び出していく礼。
 
ソファーにドッカと座り込んだ多田は、左手を開けると、そこにもボタンがあった。
二つのボタンをそばの台の上に置くと、
「はぁ・・・何やってるんだろ・・・
と、つぶやいた。
 
礼は、教会、通路、会場周辺を探すが健が見つからない。
 
健はタクシーに乗り込むところだった。
 
「ゆっくり行ってください。どこでもいいんで、ゆっくり、行って下さい」
健が運転手に言う。 (第1話では急いでください、と言っていた)
 
式場を飛び出した礼は、健を乗せたタクシーが走り去るのに気付く。
「健!ケンゾー!ケンゾー!ケンゾー!ケンゾ~~~!」
礼は必死に追いかけた。が、健は気付かず行ってしまった。
歩道に立ち尽くす礼。
 
タクシー。
「お客様とは数年前にもどこかでお会いしたような気がするんですけど
 人違い、ですかね?」(運転手酒井敏也(元大学学生課職員))
「そういえば・・・会ってましたね」(健)
「あ、やっぱり・・運命って、巡り巡ってくるんですね。不思議ですねー」
 
教会。落ち込んだ礼が座っている。
 
「私たちの人生は、いつもすれ違ってばかりだった。
 これ以上すれ違うのが怖くて、もう迷ったり、揺れたりしないと、
 あの時決めたはずだった・・・
 もし、もしあの時・・自分に素直になっていれば・・・
 ずっと言えなかった一言を・・・
 好きですの一言を・・・
 言うことが出来たのだろうか・・・  
 
(回想)
水風船が当たったら、付き合ってくれと健に言われたこと。(7話)
階段でキスされたこと。(5話)
頼む。行かないで欲しい・・・俺と結婚しろよ、と健に言われたこと(9話)
エリが持ってきてくれた指輪。内側には REI X KENZO の刻印。(11話)
 
涙をこぼす礼。
そこに突然!
 
J.S.ベースという人がこう言っている。
 男は初恋を諦めることが出来ず、女は最後の恋を諦めることが出来ない」
 
礼が声のほうを見ると、見知らぬ男が立っていた。
(妖精なのだが・・礼にとっては初対面)
不思議そうに彼を見る礼。
 
「お前は女であるにも関わらず、初恋を諦めきれないでいる」(妖精)
「あ・・あの・・
と、礼は慌てる。
「お前の言いたいことはわかっている。出来ることならあの頃に戻って、
 人生をやり直したい。違うか?」(妖精)
礼が頷く。
「一つ非常に為になる話をしてやろう。
 ある一人の男が、悔やんだ過去をやり直す旅に出た。
 男は必死で過去を変えようと努力したが、奇跡の扉が開くことはなかった。
 旅の果てに男は気付いた。
 いくら過去をやり直しても、結局自分は自分でしかないんだと。
 そして思った。
 過去を嘆く今よりも、今を変えようとする未来への意思が、一番重要なんだと」
じっと話を聞く礼。
「今からでも、間に合うとは思わないか?」
気持ちが迷う礼。
妖精が礼にやさしく頷く。
すると礼は立ち上がり、走り出した。
妖精は帽子を被ると、笑顔で礼を見つめる。
 
礼が教会の扉を開くと、まぶしい閃光が礼を包む。
 
奇跡の扉が開いた!
 
 
その頃、健は、まだタクシーに乗っていた。
 
(エンドロール)
 
健は、タクシーを押していた。
「すいませんね、ほんとに」(運転手酒井)
「ガス欠って!どんだけ~!」
すると、タクシーを押す健の後ろから、
あの懐かしい声が、懐かしい呼び方で後方から聞こえてきた。
 
「ケンゾー!」
 
振り返る健。
 
-「ケンゾー!」-
 
健は、笑顔に…。もちろん、その呼び声の主は…。


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发表于 2007-7-6 03:54:29 |只看该作者
第11话的台词终于出了 老姐上来自己问我拿吧- -....
僕はいつでもゆきりん推し!ほらチームB!「夢中にさせちゃうぞ」
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